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康二side

大介「このワイン美味っ!!さすが、こだわってるだけあるわ〜!!すげぇ!!」


亮平「ほんとに美味しいね!これだけでも来てよかった〜って思うな。」


「よかった。オーナーに喜んでたって言っとくな。」


2人とも喜んでくれてるな。


働いててよかった。





阿部ちゃん達が来て30分ぐらい経った。


大介「照遅いな〜。そろそろ来ると思うんだけど。あっ!照っていうのが俺の後輩ね。」


亮平「後輩くん。仕事できる子なんでしょ?」


大介「そうそう!だから、社長にも気に入られててさ、新しいプロジェクト?かなんかにも
参加するらしくて、それの打ち合わせ中ってわけ。」


亮平「へぇ〜すごいんだね。将来有望ってことか。そんな後輩が佐久間を慕ってくれてるなんてね笑」


大介「これでもしっかり先輩やってるの!笑」


将来有望か…。


そうだよな。まず、αで生まれた時点で勝ち組だ。


それに、優秀なαしか入れないで有名な滝沢商事で働いてる。


先輩からも社長からも信頼されてて。


何にもできない、取り柄もないΩの俺と違って。


十分幸せな人生。


ハハッ。何、会ったことない人の人生うらやましがってるんやろ。


アホやなぁ。


そんな風に…


カランカランッ


涼太「いらっしゃいませ!」


照「佐久間先輩!お疲れ様です。遅くなってすみません。」







そんな風に思ってた俺は、この瞬間を忘れない。


俺の身体に熱が走り、甘い匂いが香る。


心臓が早くなる。


なんやこれ。





1月22日


日にちまで鮮明に覚えているのは


やっぱり…。


この日、


彼を見た瞬間


自分の本能が言った。


"運命"だって。

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作者名: | 作成日時:2021年1月27日 21時

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