【TOA】焔の歌が響くのは【成り代わり】 (ページ9)

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第8位ページ9

「それはレプリカとしての名前ですか？」

「『うん！/はい！』」

「あなた方は私を恨んではないのですか？」

ジェイドは不安そうな顔をして僕たちを見ている｡

『僕は恨んでないよ､ジェイドは間接的だし恨む必要ないからね』

ｼ「僕もです！貴方がフォミクリーを開発してくれたから今僕達はここに生きているんです！それに､被験者たちが預言に縛られずに生られるように僕は守りたいという自己意思で決めているんです…っ」

『…僕もそう思ってるよ､もし僕が消える運命(さだめ)になったとしても後悔なんてしない』

ｼ「ゼル！？」

『あっ…』

しまった…誰にもいうつもり無かったのに……

「…そうですか…」

何でジェイドが哀しそうな顔するの？
そんな顔､誰にもさせたくないのに…
でもこれは､僕の所為だね…

「また研究を再開しましょうかねぇ…(彼らのために)」

『…(聞こえてるのだけど)』

何で､だなんてことは聞かない…
なんてったって僕達のためだって言うのは分かってたことだし…