７話 ページ8
『あぁその話し…僕嫌いなんだけど……』
「悪い…でもそうか…だからこんな汚ぇ猫同情して拾ったのかバカだなーこれでこんなめんどくせーことになって…」
僕の殺気に少し怯えたあとクロは言葉を続けた｡
『同情なんかじゃない僕のエゴだ…それとただ猫が好きなだけだよ………』
あっ…もうこんな時間か………
『みんなと待ち合わせしてたんだった…出掛けようか………』
僕はクロを強制的に連れていくためにクロを引っ掴む
「やめろー…日光が…日光と向き合えねー(汗」
面倒くさがるクロを僕はカバンに押し込んだ。
『もう日も暮れるから大丈夫だよ…』
僕が玄関まで行くとリビングから鋭いガラスが割れる音が聞こえた。
『なにかが割れる音？ガラスかな？』
まぁ…いいか………
―――商店街―――
『だから…この子吸血鬼かもしれないって言ってるの…学校で桜哉が言ってたじゃない吸血鬼…って､はぁ桜哉は何で来てないの？桜哉なら食いつきそうなのにまるで餌に釣られた魚のように………』←
「えっと…莉音……？」
『なに…』
「つーかそれ…ただの猫だろ」
『違う…あっ…この子ガラスに映る姿が違―…っ!!』
クロが吸血鬼であることを理解してもらうためにガラスケースに移そうとしたその時､殺気を感じた。
「どォもどォも学生諸君！くだらない青春の道すがらァ〜ボクのショーでも見ていかないっ？」
『見ていかない…虎雪、龍征…行こ………』
僕は焦りながら突然来た手品師から離れようとすると肩を掴まれた｡
「何で彼が止められたのでしょーか？」
面倒くさいことに…っ
『一つキミを僕が無視したから､二つキミの前を横切ったから､三つキミのお腹がすいたから､四つ僕がキミを無視したからの全部でしょ…？』
僕は噛まれる前に手品師から離れた。
「じゃァ〜そっちの彼を頂こう〜☆」
僕が避けたせいで龍征が噛まれて倒れた。
「わぁぁぁぁぁ!!?龍ちゃんっ…」
響き渡る悲鳴の中､手品師は笑う。
「あはははァッどォもどォも喝采をどォも!!やっぱ手品よりコッチのほうが盛り上がるなァ〜手品師より吸血鬼のほうがレアだもんね〜？」
『吸血鬼…』
「そォ〜キミも昨日拾ったでしょォ？キミが拾ったのはドレかなァ？吸血鬼の真祖は7人兄弟7種類〜[色欲][暴食][強欲][憤怒][嫉妬][傲慢]？どれも違ァ〜うキミが拾ったのは真祖達(それら)の長男〜"怠惰"の吸血鬼【沈黙する終焉［スリーピーアッシュ］】」
『ふーん興味ないな君はなに…？クロの仲間？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 96人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナイトメア - すごいですね つづききになりますがんばってください (2019年1月1日 20時) (
レス) id: e40bc9480f (このIDを非表示/違反報告)
蛍姫 - 夜月さん» アニメ 「私がモテてどうすんだ」で刀剣乱舞ならぬ甲冑乱舞ってやってましたね私でも分かるほどのパクリｗｗ (2016年11月16日 1時) (レス) id: 7986af856e (このIDを非表示/違反報告)
蛍姫 - ハイ！応援してます！ (2016年10月19日 1時) (レス) id: 7986af856e (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 蛍姫さん» いえいえ♪(ゝω・´★)こうしてコメントしてくださるだけで僕は元気と創作意欲が湧くのです!!(*´ω｀*)更新頑張るので応援してください!(*・∀・*)ノ (2016年10月17日 17時) (レス) id: ddeefda789 (このIDを非表示/違反報告)
蛍姫 - そうですよね！頑張れば通じ合えますよね！無知でごめんなさい！<m(__)m> (2016年10月17日 16時) (レス) id: 7986af856e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜月 | 作成日時：2016年5月8日 17時
