幸せに思える ページ4
＊
「合コンもね、たぶんだけど…仲の良い仲間に A のこと自慢したかったんだと思うんだ。
自分の傍には A みたいに素敵な子がいるんだぞ！ってね。
みんなで合コン場所に行くときから「A って子が来るけど、そいつ以外を狙って下さいね。他も綺麗さんたちばかりなんで。」っていってたもん。」
「………………………。」
「ベッキョンやジョンインには警戒していたみたいだけど、まさかジョンデが A に興味を示すなんて思ってなかったんじゃないかな。」
「えっ、どうして？」
「だってジョンデはモテるくせに彼女とか頑なに作らなかったし、合コンだって「行かない！」っていうのを無理やり連れてきたくらいだから…。
だから俺も皆も驚いたんだよね。
A に一目惚れでもしたんだろうなってさ。」
ヨリ君の話に驚いたと同時に嬉しくて…。
だってジョンデさんにとって、私は初めからたった一人の人として見てくれているから。
「A。ジョンデのこと好きなんだよね？」
ヨリ君の問いにコクンと頷いて、
「ぅん……好き…。
あのねヨリ君、ジョンデさんといるとね、楽しいし嬉しいの。
私だけを見ていてくれる。そして私だけを特別扱いしてくれてるって感じられて…
幸せに思えるの…。」
そう話すと「そっか…」って小さく呟いてから優しく微笑んで、
「だったらセフンにもジョンデにもきちんと A の気持ち伝えなきゃね。
みんなが前に進めるように…。」
そういってまた優しく肩を抱いてくれる。
「でも……そしたらセフンは……大丈夫なのかな…。」
裏切られることに恐怖感を持っているセフンは、私が離れることでまたトラウマにでもならないかと心配になった。
「大丈夫。俺が傍に付いてるし、それにこれは裏切りじゃないもん。
セフンが A の気持ちを今まで試していた罰が当たったんだ。
だからそれはしょうがないこと。
A は気にしなくていいよ。
それよりも自分の気持ちを大切にして欲しい。」
「ヨリ君……。」
ヨリ君の優しい表情と言葉に、また涙が溢れてくる。
「あーもう、泣かないのぉ(笑)」
笑顔でそういう彼に私も微笑んで、うんって頷いた。
そうしてるうちに外に見慣れた赤のSUVの車がやって来たんだ。
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のんなつ(プロフ) - 瑠花さん» 瑠花さん、コメントありがとうございます。続き楽しみにしていただいてるみたいで…。嬉しいです。でもお話の内容は決まってるんですが文章をどう表現して書けばいいか悩んで模索中なので少しだけ待ってて下さいね。頑張って更新していけるようにしますから！こまうぉ〜 (2018年11月17日 11時) (
レス) id: af10dde10c (このIDを非表示/違反報告)
瑠花(プロフ) - ジョンデ とチャニョル にきゅんきゅんしっぱなしです笑 素敵なお話ありがとうございます！続きを楽しみにしてます！ (2018年11月16日 21時) (レス) id: eee282147c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんなつ | 作成日時：2018年10月22日 1時
