はな 悠仁side ページ29
ガチャ
「・・あ!おかえりー!お邪魔してるよー」
「おぉ、今日はありがとな」
「・・おかえりなさい!遅かったね」
「あーごめん、ちょっと寄り道したんだ
あ、それ・・」
「うん、悠仁さんがくれたの、すっごく綺麗だよね」
「・・ん?岩沢さんなんか後ろに隠してない?」
「・・え、や、これは・・」
「・・え?!」
「えー?!!厚ちゃんも
その花屋行ったの?!!
しかも・・同じとこだね」
「・・この白い、かすみそうが
綺麗でつい」
「うん、綺麗・・
このお花はマーガレットかな??」
「あぁ、うん」
「そのお店ね?
花言葉を全部の花に書いてあって。
どの花もとっても綺麗なんだよ」
「へぇ!そうなんだね!
行ってみたいなぁ・・
ガーベラの花言葉って・・」
「あー・・と
いわさーさん早くお祝い始めようよ!」
彼女が呟いてるのが耳に入ったけど
聞こえないふりをした。
「これ、冷蔵庫入れといて。
ちょっとまってて」
だってそれ答えたら
岩沢がまた怒るよ。
調べないでよ?岩沢さん・・
横目でちらっと見たけど上着を直しに
部屋に入ったみたいだ。
彼女の為の演奏会 厚治side→←彼女とふたり 悠仁side
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:miu | 作成日時:2019年11月4日 14時