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誕生日のお祝い ページ27
私のわがままを彼は照れたような顔のまま困っていた。
「いや〜どうだろ、あいつが来るかどうか・・」
そう言ってるのを聞いて私はハッとした。
「あ、や、今のなし!!
ごめんなさい、もう会わないって決めたのに」
「あーいやいやいいんだ。
俺あいつにはけっこう感謝もしてんだよ」
「・・きいてみるよ」
そして
誕生日の前日彼が私の目を見つめて口を開いた。
「明日、ゆずの演奏会があります!
是非楽しみにしててください!」
「え?!わーー!ほんとに?!うれしいーー!」
ぱぁぁっと顔が明るくなった。
「・・あ、でも無理、してない?
仕事じゃないのに営業みたいで・・」
私がそう言うと
厚ちゃんが照れながら
「そんなに喜ばれるとやらないわけにはいかないよ」と
笑っているのだった。
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作者名:miu | 作成日時:2019年11月4日 14時