君と私のこと。 (ページ49)

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非常階段3 ジュノside ページ49

ミンジュンヒョンと
部屋で・・

頭の中は淫らな想像と止めれない嫉妬で溢れている

「んんっっ・・はぁはぁ」

息もつけないくらい俺に夢中にさせたかった

「ミンジュンヒョンとはこんなことしたんだろ？

ねぇ言ってみなよ、ほら」

「ジュノやめて・・っ」

「なんで？ミンジュンヒョンがいい？
いやだよ、俺」

座り込んだ彼女にまたキスをする

ミンジュンヒョンがいいとか
言わせたくなくて、
黙らせるようなキスをした

「んっや・・っ」
唇を離す度に彼女は嫌だと拒否し続ける

「なんで？
ミンジュンヒョンはよくて俺がだめなわけ？
ねぇ、A」

「ねぇ、やだよ
そんなジュノ・・好きじゃない」

「なんだよ、それ
Aが好きすぎておかしくなってる、
これが俺だよ」

---こんな形で告白なんてしたくなかったのに…

「はじめっからミンジュンヒョンがいいなら
ヒョンと付き合えばよかったんだよ
俺は振り回されていい迷惑・・」

俺が立ち上がると同時に
彼女がすたっと立ち上がった

「そう、
わかった、そうする」

「や・・ちょっとまって
その程度の気持ち？」

「ジュノが今言ったこと
本心だって思いたくない」

「冗談だって」

「でも一緒にいたくない

キ、キスだって
あんなキスカウントしないから」

「え・・・」

「私飲み会場所に直接向かうけど
ジュノは別で来て
みんなに誤解されたくないから」

そういうとドアをあけた

「ちょっと、A
まだ話終わってないよ」

「あ、あのね
ひとつだけ教えてあげる」

「・・・」

何故か胸がざわついている

彼女はこっちを振り向かず向
こうをむいたまま言葉を続けた

「ミンジュンさんはもっと優しいキスだったよ」

そういってドアをしめていってしまった

「最低だ、俺」

ただただ俺は今起こったことに
今聞かされた言葉に
茫然と立ち尽くしていた