君と私のこと。 (ページ43)

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違うのにジュノside ページ43

「ジュノこそあのリナってコと・・」

もう彼女の耳まで入ってるのか・・

あえて俺は否定しなかった

リナとは何もないが
彼女はヒョンと何かあったようだった

否定しなかった

俺から目を逸らしたから

嫌だったんだ、俺・・

「気になる？」

「え？」

ウヨンが隣にきて彼女に目をやった

「なにが・・」

「ミンジュンヒョンとのことだよ」

「やっぱりあのふたり・・」

「彼女には聞かなかったの？」

「すぐ否定しなかったんだ」

「なんて聞いたの？」

俺の言葉を聞いて笑い出すウヨン

「回りくどい言い方できねぇんだって」

「ジュノやぁ、
そんな言い方されたらびっくりして
誰でも即答できないって」

「そう？誰でも？？」

「うん」

「ウヨン・・
俺さぁ・・彼女のことなにも知らないんだよ」

「そうだね
ミンジュンヒョンのほうが
知ってるだろうね」

「どうしたらいいのかわからないんだ」

「ミンジュンヒョンはね
これまでダンスを沢山二人で練習してさ」

「うん」

「昨夜は..・・一緒にBARへ行ったらしいよ」

「え？」

「そこからは知らないけど・・」

ウヨンが怪しく笑いながら俺の反応を伺う

「なっなんだよ」

「ジュノは・・？
誘わなくていいの？」

「え・・？」

「「ウヨンー！ちょっときてー！」」

「わかったぁ！」

そういうとウヨンは
ファイティンとジェスチャーして走っていった

---ウヨン、俺そんなことできないよ・・

ヒョンみたいにBARとか洒落たとこいかないし・・

俺は遠い眼差しでミンジュンヒョンを見ていた