君と私のこと。 (ページ40)

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最悪な日ページ40

レッスン室に着くとウヨンとテギョンが
仲良く話していた

「おはようございます！」

私が近づくと二人がにやにやしながら私を見ている

「な、なに？」

私が笑うと彼らはふたりで目を合わせて
くすっと笑った

「昨日ミンジュンヒョンとデートしたの？」

「え？」

ウヨンに唐突に言われてドキっとする

「もぅとぼけちゃって～
ロビーでふたり歩いてんの見たからさー」と
テギョン

「あー・・ご飯に、ね」

私が笑うとテギョンさんが目を細める

「ふーん、ごはん・・ね～？」

「なっなに？ほんとですよ？
BARにね？連れてってもらったの！！
それから送ってもらって
そ、それだけだから！！」

「大丈夫、ジュノには言わないから」

テギョンがこそっと耳元で呟いた

「なっ・・なにもないってばっ」

それから私がチャンソンと話していても
ジュノと一緒にいても
くすくす私を見て笑うのだ

気付けばニックンにまで
話がいっているようだった

もうやだ・・

「テギョンヒョンさっきから
Aを見て笑ってるけど・・
Aなんかしたの？」

気付けばジュノ本人から聞かれる始末

「なんか・・って？」

私が笑ってみると真剣な表情で
私を見つめる

え？

「たとえば・・
ミンジュンヒョンと昨夜、
しちゃったとか・・」

？！！

「なっ何それ・・
なっ何言ってるの？！」

体が固まって動かない

「え・・もしかして、図星？」

そういうと私をみてくすくす笑う

や・・やだ
なんでジュノまで？！

て、ていうか未遂だし

ジュノにだけは知られたくなかった・・

「ジュノこそ・・あのリナってこと・・」

私が口をとがらすとジュノがむっとした

「も、ういい」

えっ？？！えー？！

私が言い返す間もなくジュノは行ってしまった

最悪・・・

その日は言葉を交わすこともなく
一日が過ぎていった