好き？嫌い？ ジュノside ページ22
「はぁ、くっそぉ、なんでうまくいかないかな」
俺の邪魔なものが多すぎる
楽屋にいたら嫌になることだらけだ
気分転換でもするか
A、ウヨンとチャンソンが
なんかややこしそうなことになってるし・・
俺もテギョンヒョンと同じく
取り合いはごめんだな
・・コーヒーでも買いにいこ
みんなの間をすり抜けコーヒーを買いにきたが
さぁどこで気分転換しよう・・
楽屋近くまでは来たが戻りたくないな・・
そう思っていた時だった
「ジュノのファンだったとはなー」
---！
オレ？！
「まぁ、なんとなくはわかってたけど」
「ヒョンすごいね僕はまったく・・
今日わかったもん」
「しかもそれ本人から聞いたからだろ」
「あ、そっか」
？？
話してるのは紛れもなく
ミンジュンヒョンとウヨンだ
しかし誰の話をしているのだろう
「チャンソンは知ってるのかな」
チャンソン？！
話が見えない
「気付くだろ、
目で追いかけてんのとかさー、
話してる時の表情とかさー、
あーもうっ切ないよ」
「ヒョンはよく見てるからわかるんだね」
「まぁなー、メンバーの誰よりもなー
あぁ、兄さん失恋したー慰めてえー」
「かわいそう・・」
ウヨンが笑いながら肩をたたいてるのがみえた
何？なになになに…？
えっちょまって
Aのこと？！Aが
俺のファン？？
てか失恋とか
え？好き・・てこと？
え、まさか
びっくりして、気付けば何故か
屋上へ向かっていた
あーそうか、
俺風にあたって冷静になろうとしたんだ
すると屋上に誰か行ったのか
ドアが閉まった瞬間だったのがみえた
階段をあがり微かにあいたドアから覗くと
隙間にチャンソンが見えた
「好きだよ、A」
そう言ってるのがはっきり俺の耳まで届いた
「私は・・・」
そう言いかけた彼女の声
別れようとしているのだろうか
いや、もっと好きだよとかそういうこと？
つかタイミング悪すぎだろ
気になるけど二人を見てられなかった
「はぁ…」
階段で座って考えていた
俺、なんでこんな胸が苦しいんだろ
本人に確かめたわけではないし
好かれてるかどうかなんてわからない
とゆうか好きって言われたから好きって
おかしいだろ、俺
や、俺好きなのか？彼女を
チャンソン・・ミンジュンヒョン
あの二人を敵にしようなんて思ってないし
ただ…
屋上にいる二人を見るのがツライ
ただそれだけ
隣にいるのが俺だったら・・
そう思ってしまうのだ
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作者名：miu | 作成日時：2014年5月2日 16時
