痛いのは最初だけ４【佐野玲於】 (ページ48)

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ヨンジュウハチページ48

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お互いどっちも止めることのなくなったキスは二人の荒くなってく息づかいで心臓の音も掻き消されそう。

だんだん下りていくキスと、服の中に入ってくる手がゆっくり直接私の肌をなぞる。

昨日の夢？くすぐったくて恥ずかしくてどうしようもないのに抵抗出来ない。

玲於くんが時間をかけて私の全部を溶かしてく

玲於『...A。もっと欲しいんだけど、、いい？』

A『ぅ、ん、、、』

少し苦しそうな顔する表情もすごい色気が溢れてて、、、

愛おしそうに私の名前を呼びながら深く奥まで沈むたびに甘い衝動で身体が悲鳴をあげる。

自分が玲於くんの一部になるみたい

心も体も隙間なんてなくなっていく

私はあなたで、あなたは私。って言葉にしなくても心がちゃんと感じるの。

玲於『..すげぇきっつ、、、やば、本当に壊しそう、、』

息がうまく出来ない体も制御出来ない、、このまま玲於くんに溺れておかしくなりそう。。

...壊れちゃうってこういうことだ

A『っん――― 。。』

ただ見つめられてるだけでも胸がキュって締め付けられるの。

声が出ちゃうから両手で押さえて顔ごと覆った。

玲於『... 顔、見えない、、』

A『、、恥ずかしいから、、見ないで。』

玲於『ほんと...いちいち可愛いのやめて。』

A『っ、、、玲於くんだって、、すぐいじめてくるのやめて。。』

玲於『むり。、、隠したら余計見たくなる。もっとよく見せて。。』

手は容易く解かれた、、

私が我慢出来ないってこと知っててわざと首筋に唇と舌を這わせてくる、、

A『んぁ、、やっ、玲於くん、、っ！』

玲於『Aの..声さ、必死に我慢するのも全然我慢出来ないのも ...どっちもやばい。。』

我慢出来ないの私だけじゃないって

また握ってくれる手が嬉しくて胸の奥がキュンてする。

ねぇ、、玲於くんも私でいっぱいになってるかな。

汗ばむ肌、漏れる吐息、優しい手、すべてでお互いを求め合って1つになってく。

ドキドキとは違うゾクゾクが全身を駆け巡って

痺れて締め付けて溢れてくる。

全部受け止めてくれる玲於くんを私も全部受け止めたい。

世界一優しい腕の中で私は世界一の幸せを知る。

、、、

玲於『好きだよA、、』

A『私も、玲於くんが好き。。。』

どんな愛情も当たり前じゃなくてすごく特別。