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ジュウサン ページ13





私にあげようと思って買ってきた...

私もその日に玲於くんを思ってそのサメのキーカバー買ったんだよ。


"自分の為に何か貰うって、物じゃなくても何でも自分のことを考えて選んでくれたってことが嬉しい。"って言った私に、サメのキーカバー見つめながら "うん本当それ。。"って言った玲於くんを思い出した。


同じ日に同じこと考えてたなんて...

さっきまでズキズキしてた心が今は信じられないくらいキュンキュンしてる。


玲於くんも私のこと思って考えてくれたんだ。


あーやばい、口元がニヤける。





玲於『つかさ、、』



でも突然立ち上がってこっちに来た玲於くんはとても不機嫌で




玲於『見せて。』




A『...な、何を?』




玲於『胸んとこ。』




A『ふぁ?』



間抜けな声が出た。


胸んとこ? 何...え? 玲於くんて、、、





A『へ、へんたいっ!、、』




玲於『バカ、ちげーよ。 ...それ。』




いきなり私の服の襟元を捲った。




A『きゃ!! ちょ、ちょ、、っと、玲於くん。。やめ、』




玲於『...何でココ赤いかまだ聞いてないんだけど。』




おー、、、


襲われるかと思った。。


...自分の妄想力。うん、変態は私だ。

、、って、そんなこと考えてる場合じゃない。


露になった赤い跡。 玲於くん...すごく怒ってる。。よね、、




玲於『お前こそ亜嵐くんとさ、、

のこのこ1人で男の家なんか行って何してたの。 未遂ってどこが。そんなん付けられて何にもないわけないだろ。亜嵐くんだよ?
あのポンコツやろー、彫刻イケメンだからって何しても許されるわけ?』



、、、玲於くんが奥歯をガタガタ言わせ節。。



まるで尋問する刑事さんみたい。


怖い、、、 カツ丼出るかな、、とか現実逃避。





玲於『おい、、聞いてんの? 何ですぐ俺ん家に送ってもらわなかったわけ。』





A『えっと、それは。。

玲於くんとエリカちゃんと話した後、、
泣いてる私を1人で帰せないって言われてね、どこ行くのかなって思ってたら 着いたのが亜嵐くん家の前だったの、、』




玲於『、、は?』




A『でも、、亜嵐くん悪い人じゃな、、、』




玲於『それが甘いっつーの。男なんてろくなこと考えてないって言ってんじゃん! 亜嵐くんだって男だろ。 マジで危機感なさすぎ。』



A『、、はい。ごめんなさい。。。』




玲於『...それで? 早く続き。 亜嵐くん家に上がったんでしょ?』

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設定タグ:佐野玲於 , GENERATIONS , 白濱亜嵐   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:にゅす | 作成日時:2018年11月16日 9時

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