痛いのは最初だけ４【佐野玲於】 (ページ44)

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ヨンジュウヨンページ44

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一歳しか変わらないのにね。

確か前に精神年齢は20違うとか言われたけど、、、

玲於『ほら、おいで。』

A『うん。』

それに玲於くんのおいでには勝てない。

博物館もすっごい楽しかったけど、門限のタイムリミットがだんだん迫るのが気になる。
玲於くんとの時間は１時間が１分くらいの速さで過ぎちゃう気がするもん。

A『外も暗くなってきたね。。』

玲於『あー、楽しいと１日24時間じゃ足りない。』

ほんとそれ。

A『そうだ！交換こしたプレゼント開けたい！』

玲於『じゃあまだ時間あるから俺ん家戻る？』

A『戻る！』

、、、

帰ってきた玲於くん家のドアの前、沢山荷物持ってくれてるから私開けるね！って取り出すスペアキー。

玲於『...それさ、』

A『ん？』

玲於『亜嵐くんに貰ったラッコ。鍵じゃないのに付けてよ。』

A『あ、、、』

玲於『妬くんですけど。』

妬くんですけど？玲於くん妬いてるの？、、

A『そうだよね、、うん。じゃあさ、玲於くんの鍵に付いてるそのフラワーのやつください。元々私に買ってきてくれたんでしょ？』

玲於『これはもうダメ。お前に似てるから愛着わいてる。』

A『玲於くん、、今日も砂糖だね。』

玲於『ちょ、寒いから早く入ろ。』

今なら佐野じゃなくて砂糖に改名してもいいかも。ってニヤニヤしょうもないこと考えながら先に入ってく玲於くんを追いかけた。

待ちきれなくてプレゼント交換早くしよ！って言う私に、どっちから開けるかじゃんけんで決めよう。だって。

勝った方から開けられるルールなんだけど

あっさり負ける私。。。

玲於くんそういえば昔からじゃんけん強かったなぁ。

玲於『ふふ(笑) 変わらね～。』

A『何が？』

うなだれる私に玲於くんが笑いだす。

玲於『昔っから最初にチョキしか出さないとこ。』

A『あっ、ずるーい！知ってて勝つなんてセコイよ！だから玲於くんてじゃんけん強かったんだ。。』

玲於『勝負は勝負だから。俺から開ける。』

私の選んだやつ、なになに？って袋から出す玲於くんを見るのも楽しいからいいけどさ。

玲於『うわぁー。。メンディークッションじゃん！迷ってこれにしたわけ？メンディー選ぶとかどうなの。』

不満そうですね。やっぱコウモリにすればよかった？

A『玲於くんメンディーさん好きだしいいじゃん。』