痛いのは最初だけ４【佐野玲於】 (ページ23)

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ニジュウサンページ23

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"俺は何となくそうじゃないかと思ってた" って得意気にニヤニヤする隼くん

玲於『嘘つけ。つか隼！お前、何エリカちゃんに家教えてんだよ。』

隼『あぁ、何か玲於に連絡取れなくて至急どうしても伝えたいことあるって言うから、、泣いててすげー必死だったし..。え？ダメだった？』

そういうことだったんだ、、。

玲於『マジでさ、、本当に毎回いい仕事するわ金髪豚野郎！』

隼『あざっす！(笑)』

玲於『褒めてねーよ！』

隼『ごめんてー！まぁまぁ。でもAちゃんが好きなんでしょ玲於は♡』

玲於『、、、』

あれ、、、沈黙。

、、玲於くん何にも言ってくれないんだ...

わざわざ好きって言ってほしいわけじゃないけどさ、、なんかモヤモヤしちゃう。。

そんな私に気づいたのか、玲於くんこっち見て
"何拗ねてんの"って。

A『べ、別に。』

...言えないよ。だって面倒くさい子だって思われたくないもん。。

玲於『...あとでね。』

A『え？』

玲於『だから、好きとかそういうのはお前にしか言いたくない。』

隼『ヒゥ～♪ヒゥ～♪ あまーーい！玲於がマジで惚れちゃってるよぉ～！』

とうとう隼くんが玲於くんに肩を強めに殴られた。

でも今のすっごい嬉しかったよ、、

てか好きって言われるより恥ずかしい。

隼くんと玲於くんがまだケンカ？してると、急にメンディーさんが小声で話しかけてきた。

メンディー『てかAちゃんさ、』

A『は、はい！』

メンディー『ちょっと玲於に "お兄ちゃんやめて" って優しく？可愛く？言ってみて。たぶん静かになるから。』

なんで？わかんないけどそんなことで二人のじゃれあいのような争いを止められるのかな？

可愛くってのは無理だけど、、、

お兄ちゃんなんてもう呼ぶこともなくなるし、今だって久しぶりに呼ぶ気がするからちょっと変な感じ。。

A『お、お兄ちゃん！、、やめて。』

玲於『、、、』

隼『、、、』

本当に静かになった！？

メンディー『うは(笑) ほらね。
てか [お兄ちゃん、、やめて] ってやばくない？』

隼『やばい。なんかすごくイケナイ感じが否めない(笑) そういうプレイ？的な。』

玲於『マジでお前らクソヤローだな。』

メンディー『いや、玲於も十分顔赤いよ(笑)』

玲於くん、、耳まで赤くして "あーもう帰れよ" って言いながらピザをもぐもぐしててそれがすごく可愛い。