痛いのは最初だけ２【佐野玲於】 (ページ34)

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さんじゅうよんページ34

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亜嵐くんからもすぐLINE来て、今日は玲於より俺のが早いから、もうすぐそっち着くよって。

みゆき『迎え来る？』

A『うん。もうすぐ亜嵐くんが来てくれるみたい。』

なお『よし、じゃそれまで一緒に居よう。』

学校から出るなって言われてるから、教室でしばらくおしゃべり。

みゆき『私もソイツに会ったら殴ってやるのに。』

なお『でも学校バレてるとか怖いよね、、』

A『うん。。でもこれが解決したら玲於くんともサヨナラなの、、』

どういうこと？ってハテナ浮かべる二人にそれも説明した。

みゆき『は？玲於くんがエリカちゃんを好き？』

なお『え、でもそれって、、何か違う気が。。。』

ちょうどそんな話ししてたら

着信:亜嵐くん

A[もしもし？]

亜嵐[Aちゃん？学校の入り口に着いたんだけど、教室に居る？]

A[うん、ありがとう。今すぐ行くね！]

みゆきとなおも一緒に亜嵐くんのとこまで向かう。

なお『嘘でしょ、、、イケメンすぎる。これ何て少女漫画？』

みゆき『ちょっと、、Aどんだけイケメンに囲まれて生活してんの？王子が渋滞してる。』

二人が言うのもよくわかる。亜嵐くんてただでさえこんなイケメン。誰でも振り返るくらい。

亜嵐『あ、Aちゃん！ごめんね待たせて。』

A『ううん、友達が一緒に居てくれたの。亜嵐くんこそわざわざごめんね。』

亜嵐『よかった。お友達？こんにちわ。』

こんにちわって返す二人共イケメンに緊張気味(笑)

亜嵐『とりあえずこのあとすぐ玲於と待ち合わせしてるからどっかで時間潰そう。』

A『うん。』

なお『Aをよろしくお願いします。』

みゆき『A、何かあったらすぐ言って。』

A『二人共本当にありがとう。』

亜嵐『Aちゃん優しい友達持ってるね。』

駅前のファミレスに二人で入って玲於くんを待つ。

亜嵐『今朝もソイツ見ちゃったんでしょ？でももう不安にならなくていいよ。』

A『でもやっぱり、、今さらだけど二人にこれ以上迷惑かけられない。大学まで行かなくていいよ。。。二人に何かあったら、』

亜嵐『二度とAちゃんに近づかないように話し行くだけ。解決したらさ、美味しいもの食べに行こうか？』

A『亜嵐くん、、』

亜嵐『楽しいこといっぱいしてさ、嫌なこと全部忘れてさせてあげる。Aちゃんは笑った顔が一番可愛いから。』