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さんじゅう ページ30




A『、、、何、?』


玲於『チューしたいの?』



えぇええ〜〜〜!!




私の耳が壊れてないとしたら 今 "チューしたいの?" って言ったよね?

私の目を見ながら色っぽい顔して聞いたよね?


【俺とチューしたいの?】って?


いやーーーやばいやばいやばい

破壊力抜群なんてもんじゃない! ハート鷲掴みされたみたいにキュンキュンする。



こんなの漫画でしか知らないやつだ



A『ちょ、、そ、そんな 順番とかあるし、心の準備とか、、えっ、え?』



玲於『マシュマロにだよバーカ(笑)』



ア"ーーー/// まただ。

私は何回この恥ずかしい勘違いを繰り返せば学ぶんだろう。


今日はずっと熱くて、これが熱のせいなのかどうかもわかんない。



亜嵐『玲於、Aちゃんいじめてる時が一番いい顔してる(笑)』


綾乃『でもAの反応ってずっと見てられる♪』


亜嵐『笑いすぎて喉乾いた。綾乃ちゃんもドリンクバー行く?』


綾乃『うん♪行く!』




待って!!

気づいたら玲於と二人きり。いきなり?この流れで?



どうしよう。。。


静かになったらちょっとフラフラする気がする。

もしかしてやっぱり熱上がったかな、、




亜嵐くんと綾乃の後ろ姿を眺めてたら、左手に何か当たった。その感触に身体中の熱が集中する。


玲於の右手が私の左手に優しく重なってて、、、

これも たまたま?...


ゆっくり引き抜こうとした手を玲於が今度は少し強く握った。





上がりっぱなしの心拍数はまだまだ落ち着きそうにない。。。





玲於『熱、、、だいぶ上がってんじゃん。』


A『 だって。。手、握るから。。』


玲於のせい。



玲於『...ダメってそれ。』


A『うん。風邪かな?』


玲於『いや、そうじゃなくて。』


A『ん?』


玲於『いや、もう帰る?』



A『ううん。。。まだ帰りたくない。』



告白。。ちゃんと出来るかなってのもあるけど、、、

もう少しこのまま。

あとちょっとでこの関係も終わっちゃうから。。



玲於『はぁ、、さっきからさ。 、、、どこでそんなの覚えてきたんだよ。』


A『、、何?』


ちょっと本当にクラクラするかも。


玲於『お前 目がもうヤバイ、、、いいよこっち。』


くっつくまで近くに寄ってくれた玲於の肩に少し頭を預けた。


余計に熱上がる でも嬉しい。



A『ありがとう』



すごい落ち着く。。。


また玲於の近く、こんな距離感がとてつもない奇跡

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設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , 片寄涼太、白濱亜嵐   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:にゅす | 作成日時:2018年8月15日 23時

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