王子なんてくそ食らえ３【佐野玲於】 (ページ24)

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にじゅうよんページ24

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普通に会話、、、

今さらだけど自分から話しかけて玲於と普通に会話ってどうやればいいんだっけ。。

二人きりになるのはいつまでも慣れそうにない。

その日は帰ってからすぐお風呂入ってご飯食べたら早めに部屋の電気消して布団に埋もれた。

告白、、、。

生まれて初めての告白が振られること前提かぁ。。

胸が痛い。あ～なんだか頭も痛い気がする。

翌朝

目覚ましが鳴ってもなかなか起きれなくて、体が熱い。

ダルい体を無理矢理起こして熱を計ると37.0℃、、、。

微熱だー

こんくらいの熱じゃ休むわけにもいかないし、今日は玲於とちゃんと話したい。

朝ごはんはヨーグルトだけ。いってきますって家を出た。

綾乃『おはよ～！』

A『おはよ！』

綾乃『ねぇねぇ今日放課後ダンス部待つでしょ？』

A『、、うん。』

綾乃『テンション低っ。あのさ、急に二人で気まずいなら亜嵐くんも誘ってまた四人でファミレス行かない？』

A『え？』

綾乃『そしたら帰り自然に二人で帰れるし！』

A『でも玲於来てくれるかな。。』

綾乃『亜嵐くんにLINEしとくよ♪』

A『ありがとう。』

綾乃『ん？私も亜嵐くんに会いたいだけだから！(笑)』

そんなこと言ってるけど、いつも綾乃に助けてもらってばっかり。

さっそくLINEしてくれて、亜嵐くんからすぐオッケーの返事来たよってテンション上がる綾乃。
あれ、本当に亜嵐くんに会いたいだけだった？(笑)

亜樹達にも四人でファミレス行くこと伝えて、放課後は教室まで行くよって言う亜嵐くんのお言葉に甘えて、3組で待つことにした。

先に亜樹達三人が教室に戻ってきて先に帰った頃、亜嵐くんと玲於が来た。

亜嵐『お待たせ。ごめんねー。』

綾乃『ううん。こちらこそ急に誘ってごめんね。』

亜嵐『ダンスの後って腹減るからちょうどいいよ。ねっ、玲於。』

玲於『ん？あぁ、、まぁね。』

亜嵐くんの後ろから顔覗かせた玲於。近くに居るってだけで変に緊張する。

亜嵐『Aちゃん何か顔赤くない？』

A『そうかな？あ、今日暖かいから。』

玲於『は？寒すぎっしょ。』

綾乃『うん(笑)寒すぎ。』

玲於『こいつ赤ちゃんだから体温調節下手くそなの。』

A『赤ちゃんじゃないし！玲於だってコナンなくせに。』

亜嵐『よっ、名探偵！』

綾乃『見た目は子供、頭脳は大人？(笑)』

玲於『見た目は子供、、、お前バカにしてんの？』