王子なんてくそ食らえ３【佐野玲於】 (ページ43)

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よんじゅうさんページ43

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私の夢見てた王子様もステキだけど、ヒーローはそれよりステキなの。

玲於は私のスーパーマン。

玲於『Aだったらいくらでも助けてやるよ、、、』

転びそうになったらまた手を伸ばしてくれるんだ。

玲於『だから俺の彼女になって。』

A『うん。

なんか全部夢みたい。。。』

ほっぺつねられて夢じゃないからって。

玲於『てか元彼？さ、Aは自然消滅とか言ってっけど向こうはわかんないんだし。そういうのちゃんとしろよ？俺が電話しようか。』

A『玲於が？、、、電話で何て言うの？』

玲於『ん？ Aをほっといた罰は重いぜって。』

A『(笑) やっぱりちゃんと自分で言うよ。』

玲於『そ？今さら別れません、より戻しますとか、、』

A『玲於、、、。

私玲於が思ってるより玲於のことすっごく好きだよ。。』

玲於『ばか// 何しれっと恥ずかしいこと言ってんの。』

A『私ね、玲於に好きな子いるって聞いた時に。。。もう諦めなきゃって思ったりしたの。』

玲於『...うん。』

A『でも全然無理で、、。

私が勝手に朝待ち合わせした時とか、もう朝起こさなくていいって言われた時とか、絵理と一緒に帰った時とか、、もうダメだって思う度にやっぱり玲於が好きって思って。』

玲於『、、、あー、あれ嘘だから。』

A『え？何が、、』

玲於『朝起きれないとか嘘。』

A『嘘？どういうこと？』

玲於『いや、朝くらい本当は起きれるし、最近は夜遅くまでダンスの練習してることが多かったから遅刻増えてただけで。
遅刻指導になった時も、お前に起こしてほしくて起きれないって言ったの。』

A『そうだったの？///』

玲於『起こさなくていいって言ったのは、お人好しの誰かさんが断れなくて負担になってんのかなって急に思っちゃったから、、
一人でちゃんと起きたし、遅刻指導も今日で終わり。』

A『一人で？、、でも他の誰かに起こしてもらうからって玲於言ってた。』

玲於『それはつい口から出ただけ。そう言わなきゃ絶対起こすって言うじゃん。人に優しすぎんだよお前。』

A『それすごいショックだったのに、、、。』

玲於『いや、俺のが食らったわ。朝待ち合わせに絵理連れて来た時の俺のショックね。あー脈ないわってかなり落ちた。』

A『待って！、、、ねぇいつから？いつから好きだった？その... 私のこと///』