BOYS AND GIRL (番外編) (ページ1)

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臣と両想いになって１ヶ月が過ぎる頃、私たちはまだキス止まり、、、

幼なじみだし、急に両想いになったら恥ずかしさがすごいってのもあるけど。

同じ屋根の下に住む皆には付き合ってることは言ってないけど、皆両想いってことは気づいてる？みたい。特に岩ちゃんは。

相変わらず岩ちゃんは優しいけど、臣がいないと何だか距離が近い。。気がする

岩ちゃん『ねぇ、夏だし今度皆でキャンプ行かない？』

久しぶりに全員が集まったリビングで話し出す岩ちゃん。

健ちゃん『ええなそれ！休み合わせて行こうや！』

隆二『BBQやろ～ぜ♪』

｢わぁーい！BBQ♪｣

健ちゃん『まったくお前らは飯ばっかりやな！』

臣『面白そうだな。場所調べとく！』

岩ちゃん『あっ、場所はいい所知ってんだ！
友達から教えてもらった所だから俺が運転するよ。』

とりあえず来月、８月のお盆はずらして、皆の休みを合わせて行くことにした。

健ちゃんは川で釣りするのを楽しみにしてたり、隆二くんはBBQで何焼くか真剣に悩んでたり、皆すごく盛り上がった。

私は、、、このキャンプで臣ともっと距離が縮められたらな。なんて考えてた。

あと１ヶ月、楽しみだから仕事も頑張れそう♪

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次の朝

｢やばい、やばい、今日も寝坊しちゃった！；｣

リビングにはもう岩ちゃんしか居ない。

皆意外とまじめに寝坊しないのね。。。

岩ちゃん『まーた寝坊？(笑)

夜寝られなかったの？

、、、それとも臣が寝かせてくれなかったの？』

｢何言ってんの///そんなわけないでしょ！｣

急いで洗面台で髪をセットしてたら、こっちに来た岩ちゃんが私の首にかかってる曲がったネックレスを直してくれた。

くすぐったくて声が出る。

｢ん///｣

岩ちゃん『ねぇ、、、そんな声で臣と愛し合うの？』

鏡越しに目が合えば、意地悪っぽい顔。

｢岩ちゃん！いい加減にして。

...あれ？口紅がない。

うぅ、最近よく無くし物するなんて私、ボケちゃったのかな、、、。｣

岩ちゃん『元々おっちょこちょいだろ(笑)』

｢ちょっと！もぅ！岩ちゃん仕事は？｣

岩ちゃん『もう少しゆっくりしたら出るよ。ってAは時間大丈夫？』

｢あぁぁぁ～！いってきます。｣

とりあえず急いで準備して家を飛び出す。