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臣『、、、キス したの?』
(どうしたらいいかわかんねぇ。なんだろうこの感覚は。
胸が張り裂けそう、、、心臓ってこんなにドキドキするものなのか。)
「ううん
。。。してないよ!」
臣『本当に?
...じゃぁ、もっと違うことしたの?
もしかして、俺 余計なことして邪魔しちゃった?』
(こんなこと言いたいわけじゃないのに。
岩ちゃんにつけられたキスマークにイライラして、、、
俺が守ってやらなきゃ なんて...買い被りすぎ?)
「...なんで? そんな言い方、ひどいよ!」
臣『、、、』
(本当は優しく抱きしめて今すぐキスしたい。
けど、Aを壊しそうで...。
頭冷やさなきゃいけないのは俺の方かも。)
抱きしめようと出しかけた手のやり場に困って、強く拳を握りしめた。
(岩ちゃんのこと言えねぇな。。。
傷つけたくないのに Aを傷つけてるの俺だ。)
「もう、出てって...」
無理矢理 部屋から臣を押し出して扉を閉めた。
、
、
、
、
臣『クソッ、なんでこうなるんだよ。。』
ドアの前で動けないまま、自分にもイラついた。
階段を上がって来る音がした と思ったら
隆二『お〜い! 皆〜飯だよー!
あっ臣!
おっ 俺、今日は何にも覗いてないからな;;;
で、皆は?』
(Aの部屋の前であからさまに機嫌が悪い登坂さん。何があったんですか?恐すぎます;)
臣『、、、お前はいつも呑気でいいな。
俺、飯いらないわ。』
隆二『マジかよ? 岩ちゃんも風邪で無理ってさっき健ちゃん言ってたし。
腹へったよー。
お前ら揃わないとタコパ始まらないって 健ちゃん待ってるぜ?』
臣『は? タコパ?、、、マジかよ。』
隆二『Aは?』
臣『、、、、、、。
悪い。俺はいらないって健ちゃんに言っといて。』
ゆっくり自分の部屋に戻ってく臣。
隆二『あ、おぃ!』
健ちゃんに行くなって止められたけど、腹へって限界。
覗かなきゃいいっしょ!って2階に来たら、何だよ。
何があったよ。
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作者名:ちぇりー | 作成日時:2017年5月3日 18時