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昔話 参 ページ26

母・巳花「頑張って。。。A。。。。。。。ありがとう。ごめんね。。。」

A「嫌あああああああァァァァ。巳花ッ!紫舞樹(しぶき)母さん!!」


その日の夜、二人の隊士が命を落とした戦場はその隊士の血縁であり親友である者の悲鳴と涙が二人の死闘の後を飾っていた。

私は隠から仇討ちの相手を聞いた。上弦の陸・童磨

その後、同期のカナハも死んだ。

カナハは口下手だったけど仲は良かった。

蟲柱様の継子の一人で彼女も家族を鬼に殺されている。

カナハは下弦の壱に殺された。

私との合同任務だったのに私は助けられられなかった。

私は下弦の壱が出した分身と戦っていたからだ。

彼女の師範である蟲柱様は私のことを責めた。

「なんで助けられなかったんですか!?貴方は戦えたでしょう!!なんで?!」
「貴女は鬼殺隊に要らない!同期も助けられない剣士は一般人も助けられない!」
「貴女は何を学んだの!!師匠から!!」
「この世に何故生まれてきたの!?人を殺すため!?いい加減にして!答えてよ!!口が無いんですか!?」
A「・・・」

終いには


「もう蝶屋敷に来ないでください!!貴方の顔なんかッ。 もう二度と見たくありません!!治療もしたく無いです。」

と言われた。

A「・・・」

その言葉で私の中の何かが切れた。

人に対する興味かもしれない。

生きる意味かもしれない。

もう何なのか分からない。


その時言い返せなかった私は弱い。

そうずっと私を責めていたのだ。


毎日毎日。何年も。ずっと。

同期がこんなに死んでいくのも全部




私が生まれてきたせい。

誰も来ないで欲しい。

私には死神がついているから。



ほらね。。


私にかまうから錆兎も真菰もほかの兄弟弟子も皆、


死んでしまうんだ。


ごめんなさい。


生まれてきてごめんなさい。



私のせいで死んだ皆。



ごめんね。


『誰が許すと言ったんだ!!!他人を殺しておいて。』
『なんで私が死んであなたが残っているの?私はこれからが楽しみだったのに。』
『おかしい!アンタよりも私のほうが強い!柱にも届くはずだったのに!なんでアンタが残ってるの!信じられない!!』
『貴方は地獄落ちて!』

嗚呼。これが私の心に残る傷。


毎夜、皆が。 死んだ皆が怨み言を吐いていく。

『ほら、一緒に行こ?』

そして手を引き暗い闇に引き込もうとする。

「やだ!やめて!!!ごめん!ごめん!!いやだ!ごめんなさい!!皆!ごめん!!辞めて!」

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玉葉 - イナアレオリさん» そんな事言っていただけて嬉しいです。更新頑張ります!! (2021年8月24日 12時) (レス) id: a305fb08bc (このIDを非表示/違反報告)
玉葉 - 義勇と杏寿郎推しさん» ありがとうございます!!義勇さん!! (2021年8月24日 12時) (レス) id: a305fb08bc (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - ムフフ、、、この作品私が大好きな小説です最新話更新頑張ってください\(//∇//)\ (2021年8月24日 11時) (レス) id: 1602b41523 (このIDを非表示/違反報告)
義勇と杏寿郎推し - 嗚呼!思い出したからいいな。無惨はオレ達の敵絶対倒すぞ。冨岡義勇だ。完結までついていく。 (2021年8月24日 9時) (レス) id: 2a3c5f3e4e (このIDを非表示/違反報告)
玉葉 - 義勇と杏寿郎推しさん» 義勇さん。ありがとうございます。思い出しました。 (2021年8月23日 20時) (レス) id: a305fb08bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玉葉 | 作成日時:2021年7月19日 12時

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