悪夢という名の記憶 其の弐 ページ11
次の日の朝。
書類仕事をこなしていると、戸を叩く音がした。
父は出かけて行った。
元鳴柱・桑島 慈悟郎様と元炎柱・煉獄 槇寿郎様と将棋をするのだそうだ。
「はい」
ガラガラ ←戸を開ける音
『さっ。アンタの親父いる―？これお願いしたくてぇ。』
「父は出かけていきましたが。何をお願いしたいのでしょうか？」
『ちぇ。つまんないわねェ。仕方がないわァ。じゃあ私の分の任務と書類やっておいてくんない？』
「嫌です。なんで私がやらなくてはいけないのでしょうか？」
『はぁ？アンタ何様よ！私は桃柱になったのよ？まだアンタは乙でしょ？アハハ。アンタ柱に、上官に歯向かうつもりなの？』
「ッ。分かりました。やっておきます。」
『そうそう。じゃあよろしくねェ。さあ、義勇さんを落としてこなきゃァ。じゃあね〜』
私の額に青筋が立ったのは私以外誰も知らない。
義勇は錆兎と共に最終戦別に行ったが、義勇だけが帰ってきた。
そのことをまだ考えているのだろうか。
義勇は私に変わり水柱として頑張っている。
許せないッ!
その後私は悪女が残していった書類に追われることとなったのは言うまでもない。
もう嫌だ。終わりにしたい。
でも、やめたら義勇や父が困る。
お館様も、柱の皆様も。
私達鬼殺隊が守るべき人々が。
これは私に託された”シゴト”
遣るしかないのならばやり遂げる。
そんな甘いことを考えていた。
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玉葉 - イナアレオリさん» そんな事言っていただけて嬉しいです。更新頑張ります！！ (2021年8月24日 12時) (
レス) id: a305fb08bc (このIDを非表示/違反報告)
玉葉 - 義勇と杏寿郎推しさん» ありがとうございます！！義勇さん！！ (2021年8月24日 12時) (レス) id: a305fb08bc (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - ムフフ､､､この作品私が大好きな小説です最新話更新頑張ってください\(//∇//)\ (2021年8月24日 11時) (レス) id: 1602b41523 (このIDを非表示/違反報告)
義勇と杏寿郎推し - 嗚呼！思い出したからいいな。無惨はオレ達の敵絶対倒すぞ。冨岡義勇だ。完結までついていく。 (2021年8月24日 9時) (レス) id: 2a3c5f3e4e (このIDを非表示/違反報告)
玉葉 - 義勇と杏寿郎推しさん» 義勇さん。ありがとうございます。思い出しました。 (2021年8月23日 20時) (レス) id: a305fb08bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玉葉 | 作成日時：2021年7月19日 12時
