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『ひとって、しんじゃったらそこでおわりなんだよ？もう、もどってこれないんだよ？うつくんは、ほんとうにそれでいいの？ …いいんだったら、ないたりなんかしないよ』
ut「っ、、そ、れは、、、」
気がつくと涙が出ていて。Aのほうが辛いはずなのに、それでも死にたいと思ってしまう自分が嫌で
『なきたかったらいっぱいないていいんだよ』
ut「う、っ、A、ぼく、もう、つかれたよ」
『うん』
ut「っでも、Aのほうが、もっとつらいはず、だからっ、」
『そんなこと、ないよ。まえに本でよんだんだ。つらくても、がまんしたぶん、しあわせがいっぱいくるんだって！わたしは、そのしあわせのために、がんばってるの。だから、つらくなんてない』
ut「…そっか、そう、なんやな。……ぼく、がんばる。まだ、もうちょっと、がんばる。だから、さ、また会えたら、いっぱいいっぱいしあわせになったぼくと、ずっといっしょにいてくれる？」
自分なりに、攻めた言葉やった
きっと、この時の俺は、顔が真っ赤だったんだろうな
でも、Aはそんなこと気づくはずもなく
『…うん、いいよ。いっしょに、ね！だから、しんじゃだめだよ！わたし、うつくんがわらってるとこ、みたいの！だから、いつか、みせてよ！』
ut「…うん」
『…よるが、あけちゃう。もういかなきゃ』
ut「…っ、A、また、あえるよね？しんじていいの？」
『うんっ！いいよ！わたし、やくそくはやぶらないから！また、ぜったいあおうね！』
そう言って彼女は去っていった。
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作者名：えむいー | 作成日時：2023年3月15日 23時
