system message：警告機能は正常に作動しています ページ21
「まだ誰にも言わないでください」
「でも」
「どうするか決めたら、ちゃんと頼ります！ でも、まだどうしたいか決められません。それに、もっと疑惑が深まるかも……」
私の言葉に、エーミールさんは言葉に詰まっていた。
聡明なエーミールさんのことだ。私が思い描いた可能性なんて、とうに把握しているんだろう。
生徒会からかばわれるたび、私をよく思わない人には、
『ズルして生徒会に入った女が、メンバーに媚びを売って守ってもらってる』
そんなふうに見えるだろう。それは、この先も。ずっと。
だから、根本的に解決するためには、知らしめないといけない。
私が、選ばれるに足る存在であると。
それから、もうひとつ。
いつもより危険度が高いと噂される試験、会長(偽)の警告、光扉の向こうの世界と人物。
たぶん、あとの２つは私だけが知っている。
もし、“バッドエンド”を回避することが、私にしかできないことだとしたら――？
“時計”を無視していたら、たぶんコネシマは助けられなかった。“時計”は私しか持っていない。
任務中に“時計”のおかげで誰かの危機に駆けつけられるとしたら――私は、簡単には辞退できない。
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よぞら(プロフ) - なべるさん» コメントありがとうございます！おかげさまで続編を再度出せました〜！お気づきありがとうございます！マイペースに更新がんばってまいります！ (3月3日 0時) (
レス) id: 5ed934123e (このIDを非表示/違反報告)
なべる(プロフ) - やった〜続編だ〜！(最近多忙すぎて全く追いつけていない……つら)……更新早すぎじゃないですか？ 体調気を付けてこれからも頑張って下さい！ (3月2日 0時) (レス) id: e38926c3fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よぞら | 作成日時：2024年2月29日 22時
