第二百ニ話【ある噂】最終章後編、開幕 ページ15
数日後......
「あと残りはこれだけか......」
新聞配達の男は箱に入った残りの新聞の束を見ながら呟いた。
いつもと同じ時間、いつもと同じ配達分の新聞。
ただ新聞の紙面を見れば、例のアンドロイド襲撃事件によって延期された外相会談が執り行われたと言う見出しがあった。そのアンドロイドも連日報道番組で話題になっていたが、徐々に新聞の見出しも小さくなってきているのかように人々の口から語られることも少なくなっていった。
「さっ、手早く終わらせてとっとと帰るぞ。って......ん?」
男がその場で大きく伸びをした後、男の視界の端で何かが動いたことに気がつき振り返った。
「ん?猫か......?」
まだ夜明け前の薄暗さの中、男は良く目を凝らしてその先を見た。
確かに何かいる。
だが、そう思う中で妙に周りが静かなことを疑問に思う。
「うあぁぁ!うわっ」
男は叫んだ。そして、すぐにバイクに跨りその場から逃げ出した。
見間違えであれば尚更良い筈なのに、見間違いなどではない。そこにはいた。
黒いボロ切れの隙間から見える白い人の骨、そして手に持つ大の大人と同じくらい大きな鎌。
あれは......
あれは死神だ────
第二百三話【変わらない現実】→←後半開始前の注意書き(前半読み後推奨)
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トキハル(プロフ) - 藍染紅琳さん» コメントありがとうございます!無事に完結することができました。そう思っていただけたのなら私も嬉しいです。私も知っている作品がありましたらぜひ読ませていただきますね(^^) こちらこそ応援してくださりありがとうございました! (2023年1月31日 15時) (レス) id: a4508594ec (このIDを非表示/違反報告)
藍染紅琳(プロフ) - 完結おめでとうございます!!トキハルさんの書く文章を読んで私、漸く作者側に戻ってみようと思うことが出来ました。今度は私の作品を読んでいただけたらとても光栄です^^本当にお疲れ様でした!! (2023年1月31日 10時) (レス) @page40 id: 94358f61cd (このIDを非表示/違反報告)
トキハル(プロフ) - 藍染紅琳さん» たくさんお待たせしてしまってすみません(┯_┯)ずっと待っていてくださりありがとうございました! 後編もまた来週くらいには上げられるように仕上げていきますので、今もう少しお待ちしていただけるとお願いしますm(_ _)m (2023年1月28日 10時) (レス) id: a4508594ec (このIDを非表示/違反報告)
藍染紅琳(プロフ) - 続編おめでとうございます!!そしておかえりなさいです!ずっとずっと待ってました^^戻ってきて下さっただけで嬉しいです!!更新応援してます!! (2023年1月28日 7時) (レス) id: 94358f61cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トキハル | 作成日時:2023年1月26日 23時