仲間割れ ページ7
ガー『はっはっはっはっは!!』
パラダイス内部に、ガーダインの声が響き渡る。
バン「この声は…」
ガー『礼を言うぞ、風摩キリト君』
キリト「ガーダイン!」
そんなにもガーダインのことが嫌いなのか、忌々しそうにつぶやくキリト。
ガー『此処までよくサイロップス・AIを育ててくれた』
謎のLBXはデクーを踏みつぶすと、コアボックスに再び手を伸ばす。
謎のLBXの手には、紫色をしたチップ、サイロップス・AI否、パーフェクト・ブレインが握られていた。
キリト「何をする! それはエイミーの為の…!」
ガー『愚かな奴め』
ガーダインはキリトをあざけるような言い方をする。
ガー『サイロップス・AIは、LBX専用。たとえパーフェクト・ブレインになっても、アンドロイドには使えないのだ! 君は、利用されていただけなんだよ』
キリト「そんな、そんな……」
ガーダインの言葉を聞くと、キリトはあまりのショックで、膝を屈めた。
ガー『パーフェクト・ブレインは、我が理想のために使わせてもらう』
バンたちは謎のLBXが攻撃してくるかと構えたが、謎のLBXはDエッグに開いた穴を使って外に出ていく。
それとほぼ同時に、Dエッグは消滅した。
ラン「仲間割れ?」
生気を失っているキリトを見て、ランがつぶやく。
ヒロ「パーフェクト・ブレインって、何のことでしょう?」
フウカ「ボクも詳しくは知らない……」
博士「時間がない、行くぞ!」
博士にせかされて走り出すが、ヒロとフウカが気になってキリトのほうを見て立ち止まる。
バン「二人とも、今はアダムとイブが先だ!」
ヒロ「はい」
フウカ「…あぁ」
二人はバンに言われ、走り出す。
キリト「エイミー、エイミー…」
キリトは生気を失った表情で、ずっとそうつぶやいている。
バンたちはやっと増幅器へ向かう、それぞれの分岐点に着く。
博士「よし! ここからは予定通り、分かれて増幅器を止めるぞ!」
ジェシカとアスカ、ジンとユウヤ、カズとアミ、そしてバン、ヒロ、ラン、フウカに分かれ、博士たちはバンたちに付いて行く。
分岐点を通り、まっすぐ進んでいくと、太いケーブルが何本もあるスペースにたどり着く。
オタ『そのケーブルスペースの上が、レーザー反射デヨ。エリア内のレーザーをかいくぐり、その先にある稼働装置を破壊するデヨ!』
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ちー - すごいですね(*^o^*)私ずっとこの小説を見てますがものすごくワクワクしてきました!続き楽しみですね!頑張ってくださいね! (2015年9月6日 0時) (レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 書いてください!読みたいです!! (2014年5月31日 7時) (携帯から) (レス) id: 37a6259cc0 (このIDを非表示/違反報告)
星原紘(プロフ) - 狩人ツキさん» はい、頑張ります! (2014年2月2日 9時) (レス) id: 478b5cdbc7 (このIDを非表示/違反報告)
狩人ツキ - 続編、楽しみにしてます! (2014年2月2日 8時) (レス) id: 41fb17df6e (このIDを非表示/違反報告)
りん - 書いてほしいです! (2014年2月1日 23時) (レス) id: b9d101cf70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星原紘 | 作成日時:2013年12月26日 11時