失った時間 ページ30
キリトは、放浪の旅？に出ることを決めた。
そして、少ない荷物を持つと、もう決して喋ることのない、アンドロイドのエイミーに別れのあいさつをする。
キリト「行ってくるよ、エイミー。この旅は、ちょっと長くなりそうだ」
エイミー≪行ってらっしゃい、キリト！≫
キリトは本当にエイミーが喋ったかと思い、振り返る。
だが、残念なことに、そこにいたのは、アンドロイドのエイミーだった。
キリト「じゃあな。行ってくるよ」
長官「お呼び立てして、申し訳ありません」
遙は、長官に呼び出されていた。
フウカとヒロも、面白そう、という理由で遙に着いて来ていた。
長官「実は、お願いしたいことが……」
遙「なんでしょうか？」
長官「大空博士に、政府主導の、コンピューター開発プロジェクトに、参加していただきたいのです」
ヒロ「お母さんを…」
フウカ「政府のプロジェクトに？」
二人は、長官と遙を交互に見つめると、目を合わせて困ったような表情になる。
長官｢オメガダインは調査を受け、いずれ解体されることになるでしょう。もし、これからの事がお決まりでなければ、我々に力を貸していただきたいのです」
長官は、遙の目をまっすぐに見つめると、言った。
長官「もう一度、世界最高のコンピューターを作っていただけませんか？ 世界平和のために」
遙「……大変ありがたいお話ですが、しばらく時間を頂けないでしょうか？」
長官「と、言いますと？」
遙「私は研究に夢中になるあまり、ヒロとフウカのことを省みることがありませんでした。その失った時間を取り戻したいのです」
それを聞くと、二人は驚く。
遙「もし、ヒロとフウカが許してくれれば、ですけど……」
二人「お母さん…」
驚いた表情で、二人は遙を見つめるうと、うれしそうにうなずく。
ヒロ「うん！」
フウカ「お母さんがそれでいいのなら、別に、良い」
ランの祖父『本当によくやった。それでこそ、花咲流の継承者だ』
ランは、ひとまず落ち着いたので、祖父に電話をかけて、これまでの事を報告していた。
ラン「それでね、まだしばらく帰れそうに無いんだよ〜」
祖父『そうか、それでは写真を送ってくれんかの？』
ラン「え？ 写真？」
何の写真かわからずに、ランは首をかしげる。
祖父『そっちにいっぱいおるじゃろ？ ほれ、その…ブロンドでグラマーで、セクシーでセレブっちゅー感じの、可愛い…』
それを聞きなあがら、ランは怒りで震えていた。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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ちー - すごいですね(*^o^*)私ずっとこの小説を見てますがものすごくワクワクしてきました！続き楽しみですね！頑張ってくださいね！ (2015年9月6日 0時) (
レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 書いてください!読みたいです!! (2014年5月31日 7時) (携帯から) (レス) id: 37a6259cc0 (このIDを非表示/違反報告)
星原紘(プロフ) - 狩人ツキさん» はい、頑張ります！ (2014年2月2日 9時) (レス) id: 478b5cdbc7 (このIDを非表示/違反報告)
狩人ツキ - 続編、楽しみにしてます！ (2014年2月2日 8時) (レス) id: 41fb17df6e (このIDを非表示/違反報告)
りん - 書いてほしいです！ (2014年2月1日 23時) (レス) id: b9d101cf70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星原紘 | 作成日時：2013年12月26日 11時
