ダンボール戦機Ｗ 【大空ヒロ】僕のお姉ちゃんはＬＢＸの神なのですっ！ ｐａｒｔ7

帰還 ページ29

ジェシカ「パパ！」
ダックシャトルから降りると、ジェシカは真っ先に長官のもとに走って行き、抱きつく。
長官「ありがとう、ジェシカ。お前は私の誇りだ」
それを聞くと、ジェシカはうれしそうにほほ笑む。
ヒロ「終わったんですね」
ジェシカと長官の幸せそうなやり取りを見て、ヒロが何げなくつぶやく。
バン「あぁ」
フウカ「だといいけど」
やっと安心できるような状況になったのか、いつものようにあくびをする。


マスコミ「おっ、出てきたぞ！」
ダックシャトルからガーダイン達が出てくると、その周りに人だかりができる。

大統領≪あなたは力こそすべてだと言いましたが、どんなに力があっても動かないものがあるのです。力による正義など、本当の正義などではありません≫

ガーダインは、ずっと前に大統領に言われたことを思い出していた。
彼は、やっとその意味が分かったのか、とても明るい表情をしていた。
バン≪俺たちはすぐに帰国できると思っていた。でも大統領から、今回の事件を国民に説明するために、立ち会ってほしいと頼まれた。しばらくＡ国に滞在することになった≫


タイニーオービット社は、再び拓也が社長の座に就き、沢村宗人は会社から追い出された。
霧野「こうして、またお仕えすることができて、本当にうれしいです」
秘書の霧野は、本当にうれしそうな表情をしている。
拓也「今回の事件で、ＬＢＸは社会の信用を失ったといってもいいだろう。わが社はこれから、その信用を全力で取り戻していかなければならない」
霧野「はい」
拓也「ＬＢＸが再び、子供たちに夢と希望を与える存在になるまで……忙しくなるぞ！」
霧野「はい、社長！」
それを聞くと、拓也は静かにうなずいた。


財前「まさか、事件のカギを握っていたのが、檜山蓮の妹だったとは…」
肘をつきながら、ため息まじりに言う。
八神「はい、我々も彼女に関しては、まったく掴めていませんでした」
財前「仕方がないだろう。それより、クリスターイングラム社は、今回の事件とはかかわりあいがなかった、ということだな？」
八神「はい。Мチップの騒動は、全てオメガダインの仕組んだことでした」
それを聞くと、総理は目を閉じた。
財前「そのМチップもすべて取り外され、廃棄されることになった……」
八神はうなずく。


八神「はい。これでＬＢＸが子供たちの手に戻るというわけです」
財前「早くそうなってほしいものだな」

失った時間→←エピローグ小説来たぁああああ！

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す