エピローグ小説来たぁああああ！ ページ28
オタクロスは、風摩キリトと一緒にミーティングルームにいた。
オタ「今は何を言っても耳に入らんかもしれんが、聞くだけ聞くデヨ」
風摩キリトは、オタクロスとは目を合わせずに、そっぽを向いている。
オタ「どんなによくできたフィギュアでも、それはフィギュアでしかないデヨ」
オタクロスの大好きな、さくら☆零号機をいじりながら、語りだす。
オタ「〈人間にはなれない〉デヨ」
その、人間にはなれない、という言葉が、キリトの胸に重くのしかかる。
オタ「……なんてことは、誰でもわかっているはずデヨ。ワシだって、フウカたんだって、きっと分かっているデヨ」
キリトはどこかを見つめたまま、動かない。
オタ「分かってては居ても、笑ってほしい。気持ちはよくわかるデヨ」
そう言いながら、さくらの頭をなでる。
オタ「でも、それは自分勝手な思い込み。我儘デヨ」
そう言うオタクロスは、どこか寂しげだった。
オタ「無くなった恋人のキモチ、考えてみたことがあるデヨ？」
キリトのほうを向き、優しく問いかける。
キリト「エイミーの？」
オタ「その人が、今のお前を見たらどう思うデヨ？」
その言葉で、キリトはエイミーの笑顔を思い出す。
オタ「お前も真実たんも同じデヨ。自分のキモチだけで、死んだ人間が何を望んでいたか、分かってないデヨ。……いよっと」
そう言うと、オタクロスは机から飛び下りる。
オタ「ま、よく考えてみるデヨ」
そう言い残すと、オタクロスは部屋から出ていった。
キリトは何も言わず、オタクロスのいた場所をただ見つめていた。
メタモ『間もなく大気圏に突入するモ！』
拓也『全員シートベルトのチェック、大気圏突入に備えろ！』
ダックシャトルの中は、行きと違い、誰も喋っていなかった。
ＮＩＣＳから解放された大統領は、帰還してきた戦士たちをすぐにでも迎えるために、空を見上げていた。
警察「大統領。どうかあちらでお休みを」
大統領の体のことを思って言っているが、当の本人はうなずかなかった。
大統領「私は大丈夫です。ほかの人たちを」
警察「はっ！」
それを聞くと、っ警察の人はどこかに走って行く。
長官「帰った来たようです、ダックシャトルが！」
大統領に聞こえる声で、長官は叫ぶ。
大統領「皆さん、お帰りなさい。よくやってくれました」
下りてきたヒロたちに、大統領は声をかける。
マングース「コブラ！」
コブラ「テメェ、生きてたか！」
あまりの嬉しさに抱き合おうとするが、その寸前で止まる。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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ちー - すごいですね(*^o^*)私ずっとこの小説を見てますがものすごくワクワクしてきました！続き楽しみですね！頑張ってくださいね！ (2015年9月6日 0時) (
レス) id: f2f8d35ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 書いてください!読みたいです!! (2014年5月31日 7時) (携帯から) (レス) id: 37a6259cc0 (このIDを非表示/違反報告)
星原紘(プロフ) - 狩人ツキさん» はい、頑張ります！ (2014年2月2日 9時) (レス) id: 478b5cdbc7 (このIDを非表示/違反報告)
狩人ツキ - 続編、楽しみにしてます！ (2014年2月2日 8時) (レス) id: 41fb17df6e (このIDを非表示/違反報告)
りん - 書いてほしいです！ (2014年2月1日 23時) (レス) id: b9d101cf70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星原紘 | 作成日時：2013年12月26日 11時
