ダンボール戦機Ｗ 【大空ヒロ】僕のお姉ちゃんはＬＢＸの神なのですっ！ ｐａｒｔ7

二体のキラードロイド ページ13

ガー「その時、私は決意したのだ。強大な力を持った政治家になると！ その力で、父の出来なかった真の政治をこの手で行ってみせると！ そのために私は、有望な政治家の下に着き、機会をうかがい、そして密かにこのパラダイス計画を推し進めたのだ」
ヒロ「だからって、力で人を押さえつけるなんて、絶対に許せません！」
フウカ「たったそれだけのこと？ そんな理由で今まで行動してきたのかよ。バカバカしい」
ガー「お前たちに何が分かる！ これこそ正義のための革命！ 邪魔するものはすべて消えてもらう！」
ガーダインがそう吐き捨てると、ドクターマミーが怪しく笑った。


すると、二体のキラードロイドが現れる。
ヒロ「キラードロイド！」
フウカ「しかも二体！」
ラン「どうすんの？ こっちはＬＢＸ三体だけだよ？」
慌てたランが早口でバンに問いかける。
バン「レックス…」
悲しそうな表情でレックスを見つめるが、嗤っているているだけで何も変わらない。


アミ「バン！」
そんなとき、エレベーターに乗ったアミたちが、パラダイスの心臓部へと到着する。
バン「みんな！」
ヒロ「脱出できたんですね！」
フウカ「全員無事、みたいだな」
全員いることを確認して、フウカがため息をつく。
カズ「間にあったぜ！」
そう言いながらカズがガッツポーズをする。
ガー「愚か者め。わざわざやられに来るとは」
そういうと、二体のキラードロイドがＫフィールドを展開して、バン、ヒロ、フウカ、ラン、遙、博士以外を戦いに引きずり込む。


バン「みんな！」
カズ「アキレス・ディード！」
アミ「パンドラ！」
ジン「トリトーン！」
ジェシカ「ジャンヌＤ！」
ユウヤ「リュービ！」
アスカ「ヴァンパイアキャット！」
六人は戦うしかない、と判断したのかＬＢＸを出した。


ガー「お前たちの相手は、この私だ！」
そう言って、ガーダインはＤキューブを展開する。
ガー「ゼウス！」
ラン「あのＬＢＸは！」
ガーダインの出したＬＢＸは、風摩キリトをブレイクオーバーさせて期待と同じものだった。
ガー「元々ゼウスは完ぺきな期待。パーフェクトブレインを搭載することによって、究極の機体となった！ お前たちに、倒せるかな？」
挑戦的な発言をするガーダイン。
ヒロ「倒せます！ イカロス・フォース！」
フウカ「アルテミス！」
ラン「ミネルバ改！」
バン「イカロス・ゼロ！」


ジン「キラードロイドの弱点は、胸のコア！」
ジェシカ「足のコードを攻撃して注意を引き、その隙に！」

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