ダンボール戦機Ｗ【大空ヒロ】僕のお姉ちゃんはＬＢＸの神なのですっ！ｐａｒｔ4 (ページ49)

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ユウヤが、いろいろと間違った方向に・・・ページ49

ヒロ「真っ赤な拳に勇気をこめて、興せ爆熱ビックバン！宇宙英雄センシマン！銀河を超えて、只今参上！」
ヒロはセンシマンのポーズを決めると、周りから拍手が起こる。
男「おー、完璧だ！」
男「すげー」
ヒロ「ありがとうございます！」
フウカ「こんなのが弟とは・・・」
プリティレイナのフィギュアをしっかりと握りしめたフウカがつぶやく。
あきれるフウカとは違い、ユウヤはヒロを尊敬のまなざしで見つめていた。

ヒロ「いやぁ、あんなに喜んでもらえるとは思いませんでした」
ヒロたちは店を出た。
ユウヤ「ヒロ君は、すごいね」
ユウヤはヒロに笑いかける。
フウカ「どこが？どこが？」
ユウヤ「僕は一年前まで、外の世界を知らなかったからね。見ること全てが新鮮なんだ」
ユウヤはうつむきがちに語りだす。

フウカ「病気とかで、入院していたの？」
フウカが心配そうにユウヤの顔を覗き込む。
ユウヤ「ん、まぁそんな所、かな・・・だから、もっとセンシマンのことについて、知りたいと思う！」
ユウヤはいろいろと間違った方向に進んでしまった。
フウカ「めんどくさくなりそう。ボク、ポ○センとア●メイト行ってくるから。じゃ」
フウカはそう言うと、逃げるようにどこかへ行った。
ヒロ「あ、行っちゃいました・・・」

ヒロ「ふぅ、それなら僕が教えますよ」
ヒロがユウヤのほうに向き直る。
ユウヤ「頼むよ、ヒロ君！」
ユウヤは今までより生き生きしていた。
だが、
ヒロ「違います」
ユウヤ「え？」

ヒロ「お願いします、師匠！ですよ」
ヒロは、おそらくセンシマンの中でのセリフだと思われるものを言う。
ヒロ「宇宙英雄センシマン、第十七話。センシマンタイフーンでのやり取りです！」
おそらく、健全な人間には一生言うことがないであろう、どうでもいいセリフをユウヤに教え込むヒロ。
ユウヤ「そっか。お願いします、師匠！」
真に受けて、その通りにするユウヤ。

ヒロ「うむ。ついてくるがよい、と、こんな感じです」
ユウヤ「なるほど・・・」
ユウヤはうなずく。
？「大空ヒロさんですか？」
知らない人から声がかかる。
ヒロ「え？」
男「やっぱり！」
そこには、知らない五人の男たちが立っていた。

～ＮＩＣＳ～
バン「話って、何？」
バンが遠慮がちに話を切り出す。
ジン「さっきのバトル、君たちが負けたのはなぜだと思う？」
バン「分かってる。ヒロと息があってないってことは」

続く