ダンボール戦機Ｗ【大空ヒロ】僕のお姉ちゃんはＬＢＸの神なのですっ！ｐａｒｔ4 (ページ48)

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オタクのストリートへ、れっつごー！ページ48

バンは、二人の様子を見て悲しそうな表情になりながら、部屋を出ていった。
ヒロ「行きましょう、ね！行きましょう！」
ユウヤ「分かったよ、ヒロ君」
ユウヤは楽しそうに笑っていた。
その様子を、ジンが無言で見つめていた。

バンはオタクロスの部屋の前に来ていたが、
『いないデヨさがさないでくれデヨオタクロス字余り』
と、書かれた俳句とは到底言えないクソのような張り紙が、扉の前にしてあった。
バン「いないのか・・・」
バンは悲しそうな表情になりながら、その部屋の前から遠ざかる。
そして前を向くと、
バン「ジン・・・」
ジン「君に話がある」

ヒロ、ユウヤ、ジェシカ、ランは地下鉄に乗っていた。
ジェシカ「お気に入りのショップがあるんだけど、一緒にどう？」
ラン「行く行く！」
フウカ「ボクはパス。ヒロたちについて行く」
ラン「ふぅん、ヒロたちはどこに行くの？」
ヒロ「僕とユウヤさんとお姉ちゃんは、ディークストリートです」
ユウヤ「うん」
ユウヤは楽しそうにうなずく。

ラン「何それ？」
ランは首をかしげる。
ジェシカ「ディーク、つまりオタクが集まるストリートよ」
ラン「へぇ～」
ランは適当に相槌を打つ。
ヒロ「そこに、Ａ国限定のセンシマングッズを扱うお店があるらしいんですけど、前から行きたいって、ずっと思っていたんです！」
ヒロの変なスイッチが入る。

フウカ「プリティレイナの店にも行くからな。あとポ○モンセンターとア●メイトも」
ラン「ふーん」
ランが冷たい目で二人を見る。
ジェシカ「ま、まぁ楽しければいいんじゃないの？」
ジェシカのフォローは特に役立たなかった。

ユウヤ「す、すごい・・・」
センシマングッズを見て、ユウヤはつぶやいた。
フウカ「どこが？」
ヒロ「おっ」
ヒロはセンシマンのフィギュアに近付く。
ヒロ「ユウヤさん、これを見てください！Ａ国限定のフィギュアです。センシガールもありますよ！この国にも、センシマンの素晴らしさが分かる人がいるんですねぇ！」
フウカ「もしいるのなら、その人には精神科に行くよう、進める」

ユウヤは、センシマンのコスプレ衣装に近付いて行く。
ユウヤ「これって？」
フウカ「ああ、コスプレ衣装か」
フウカはめんどくさそうにつぶやく。
ヒロ「これを着て、成りきるんです！」

続く