ダンボール戦機Ｗ【大空ヒロ】僕のお姉ちゃんはＬＢＸの神なのですっ！ｐａｒｔ4 (ページ38)

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オメガダインが関わっている？ページ38

そして、それがエルシオンにもあたり、右足が取れてブレイク・オーバーになる。
三体がブレイク・オーバーになると、自然とＫフィールドは消滅する。
ヒロ「皆さん急いで！」
ジェシカ「ここから出るのよ！」
バン「分かった！」
三人は自分のＬＢＸを拾うと、エレベーターに向かって走り出す。

キラードロイドはバンたちを追いかけてくるが、エレベーターはキラードロイドが目の前に来る直前で下にさがっていく。
ジェシカ「なんなのよ、あれ」
フウカ「デカイだけじゃなくて、パワーもあるみたいだな」
ヒロたちが時計台から出ると、そこにはコブラの車があった。
ヒロ「コブラさん！」
コブラ「早く乗れ！」

マミー「想像以上の、力だ」
ドクターマミーは映像を見終えると、満足そうにつぶやく。
アラン「これで満足か？早くアキレス・ディードを追え！」
マミー「だが、装甲に、改善の、余地あり」
アラン「聞いているのか、ドクターマミー！」
マミー「心配、するな。ロックをすれば、破壊をするまで追う。それが、キラードロイド」
ウォーゼンは、そんな様子のドクターマミーを気味悪そうに見ていた。

マングース「えらい目にあったな」
車は、マングースが運転していた。
ヒロ「はい、もうだめかと思いました」
フウカ「へタレだな」
ヒロ「お姉ちゃん、もう隠し撮りなんかしないでくださいよ」
フウカ「大丈夫、まだアスカたんの写真はいっぱいある。だから、もうしない」
ヒロ「何枚撮ったんですか・・・」
フウカ「ざっと百枚ぐらい」
あまりの多さにヒロは言葉を失う。

コブラ「そいつがスレイブ・プレイヤーか」
ジェシカと隣に、気絶したまま座っている森上ケイタを見る。
バン「森上ケイタ。友達なんだ」
コブラ「とにかく、病院へ連れて行こう」
ラン「それにしても、あの怪物もディテクターなのかな？」
フウカ「違うと思う」

ラン「なんでわかるの？」
ランは後ろにいるフウカのほうを向く。
フウカ「なんとなく、そんな気がする」
ラン「何だ、カンかぁ」
ジェシカ「風摩キリトが、キラードロイドって言っていたけど？」
コブラ「キラードロイドぉ？」

ヒロ「あの人、何か知っているんでしょうか？」
ユウヤ「そうだとすると、オメガダインが関わっていることになる」
バン「恐ろしい奴だった」
バンは壊れたエルシオンを、悲しそうに見つめる。

続く