ダンボール戦機Ｗ【大空ヒロ】僕のお姉ちゃんはＬＢＸの神なのですっ！ｐａｒｔ4 (ページ27)

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山野博士はどんな人？ページ27

コブラ「おかしいな、あの野郎が迎えに来ているはずなんだがなぁ」
空港のロビーを歩くバンたち。
そこには、動物の置物？がある。
コブラ「時間通り来た試しがねぇグズやろうめ」
バンは、動物の置物の一つがマングースであることに気が付く。
バン「あ、マングースさん？」
マングース「ああ？」
マングースが顔を上げる。

コブラ「お前、そんなところに隠れてたのか！」
マングース「別に隠れて何かねぇっつーの」
コブラ「そんなところにいたら、ややこしいだろうが！」
マングース「俺の勝手だ」
コブラ「ああ？なに！」
ジェシカ「この二人言って、いっつもこんなことやってるのね」
ジェシカは二人の様子を見てあきれる。

ランはヒロが悲しそうにＣＣＭを見ていることに気づく。
ラン「お母さん？」
ヒロ「留守電でした・・・またあとで電話してみます」
ヒロ(お姉ちゃんも言っていたけど、最近ずっとこんなだ。忙しいのかな？)
バンたちはマングースの車に乗っていた。

ラン「あれ見て！」
ランが大きな時計台を指差す。
ヒロ「あ・・・」
ラン「ブリタニア時計台。あんなに大きいんだぁ・・・」
ヒロ「ランさん、知ってました？あのブリタニア時計台って、通信衛星パラダイスとの交信で、時刻が合うようになっているんですよ」
ラン「へぇ、そうなんだ・・・」

マングース「そろそろ着くぞ」
コブラ「これから行くところでは、山野博士は客員研究者ってことになっているんだ。ディテクターから見を隠すにも、ちょうどいいからな」
バン「父さん・・・」
マングース「あれが博士のいる、ビルニッジ天文台だ」
車は天文台の中に入っていく。

バンたちは車から降りるが、マングースは下りない。
コブラ「下りないのか？」
マングース「何度言ったら分かるんだよ。俺はお前と違って忙しいんだ」
マングースはそういうと、どこかに車を走らせる。
コブラ「たっく、つくづく愛想の悪い奴だぜ。それじゃあ行くぜ！」
コブラは先に歩いて行く。

ラン「ねぇ、山野博士って、どんな人なんだろう？」
ランは、歩きながらヒロとフウカに話しかける。
フウカ「さぁ？会ってみないとわからないな」
ヒロ「きっと、センシマンに出てくるドクタームホウのような、正義のオーラをまとった人ですよ！」
ランはそれを聞いて苦笑する。
フウカ「二次元の話をするな。特にセンシマンは」
ヒロ「そ、そんなぁ・・・」
ヒロは悲しそうな表情になる。

続く