ダンボール戦機Ｗ 【大空ヒロ】僕のお姉ちゃんはＬＢＸの神なのですっ！ ｐａｒｔ4

オタクどうしの喧嘩 ページ26

ラン「どうしてフウカはお母さんと仲が悪いの？」
ヒロ「えーと・・・もともとお母さんと折り合いが悪いんですよね。で、お母さんはいろいろ忙しくって家に帰ってくることがあんまりなくって、それでかなぁと思うんですけど。僕にもよくわからないんですよ」
ラン「ふーん、そうなんだ」
ヒロ「お母さん、きっと驚きますよ、いきまり僕たちが来たら」
ヒロは楽しそうにほほ笑む。


ラン「あれ？オタクロスは・・・」
ランは今気がついたのか、あたりを見回す。
ジェシカ「オタクロスなら来ないわよ」
ラン「え？」
ジェシカ「ディテクターがテロを起こしたわけじゃないから、わしは必要ないデヨ〜、って」
ジェシカがオタクロスの口調を真似する。


ユウヤ「でも、本当は先行販売の限定フィギュアを買いに行ったんだよ。確か、フウカ君も欲しがってたよね。なんとかプリティレイナ」
フウカ「コズミック・プリティレイナ」
ラン「限定フィギュア？そうなんだ・・・」
ダックシャトルのほぼ全員がフウカを冷たい目で見ていた。
ヒロ「お姉ちゃん、まだそんなもの見ていたんですか？ぷぷぷ」
フウカ「センシマンを見てハイテンションになる奴に言われたくない」
ヒロはバカにするが、フウカは取り合わない。


ヒロ「で、でも、お姉ちゃんのほうがオタクです！」
フウカ「どこがだよ？」
ヒロ「だって、イナ●マイレブンのキャラポスとか、フィギュアとか、ＤＶＤいっぱい持ってるじゃないですか！」
フウカ「おまえだって、センシマンのポスターとか、フィギュアとか、ＤＶＤ持ってるじゃないか。それに、今も持ち歩いてるんだろ？そのフィギュア」


意味のわからないケンカを始める二人。
ヒロ「な、なんでそれを・・・で、でもお姉ちゃんもミジュ●ルのぬいぐるみがなかったら眠れない、生きていけれないとかいって、持ってるじゃないですか！」
フウカ「そ、そんなわけないだろ・・・」
そう言いながらも、背中に何かを隠すフウカ。
ユウヤ「何隠したの？」
ユウヤは悪気もなく背中に隠したそれを取り上げる。


ユウヤ「わぁ、このラッコかわいいな」
そう言ってユウヤはミジュ●ルを持ち上げる。
フウカはユウヤからぬいぐるみを取り上げると、
フウカ「ユウヤのバカ！バカバカバカバカ・・・」
フウカは顔を真っ赤にしながらバカを連発する。


メタモ「メタモ！ブリントンに到着するモ！」


続く

山野博士はどんな人？→←いざ、ブリントンへ！

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