ダンボール戦機Ｗ【大空ヒロ】僕のお姉ちゃんはＬＢＸの神なのですっ！ｐａｒｔ4 (ページ18)

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俺たちのＬＢＸに隠された秘密ページ18

ジン「僕たちと戦うことで、何か得られる、ということか？」
ジンがジェシカのほうを向いて言う。
ジェシカ「風摩キリトは、オメガダインのテストプレイヤーよ。少なくとも、味方じゃないわ。気をつけないと」
ヒロ「そうですね・・・」
ヒロは肘をつく。

バン「みんな、聞いてくれ！」
全員バンに注目する。
バン「俺、このごろよく考えるんだ。ＬＢＸがこの世界いる意味は何かって。答えはまだ出ていないけど、これだけは言える！ＬＢＸは、みんなを笑顔にしてくれる」
ヒロ「笑顔？」
ヒロが小声でつぶやく。

バン「だから、ＬＢＸを悪用して、その笑顔を奪うディテクターが許せない」
ユウヤ「笑顔、か・・・」
ジェシカ「Smile、ね」
ラン「あたしも、そう思うよ」
バン「みんな・・・」
ジン「バン君、ボクもディテクターの野望を阻止するために、全力で戦う。そして、一日でも早くカズを助け出そう」

バンは、『カズ』という言葉を聞くと、真剣な表情になり、うなずく。
バン「カズは必ず助け出す。俺はもっと強くなる！俺は絶対に、みんなの笑顔を守ってみせる！」
ジンはその言葉を聞いて、うなずく。
ラン「あたしも。強くなって見せるよ！」
ヒロ「僕もです！」
ジェシカ「私も負けてられない！さっそく自主トレしてくるわ。じゃあね」
ジェシカは走り出す。

ジン「ユウヤ、僕たちも行こう」
ユウヤ「うん」
二人も部屋から出ていく。
バン「みんな・・・」
ヒロ「バンさん、オタクロスさんに教えてもらいましょう。僕たちのＬＢＸが、さらにパワーアップできるという秘密を！」
バン「パワーアップ・・・よし、行こう！」
ヒロ「はい！」

ヒロとバンが先に出て行ったしまい、ランだけが取り残される。
ラン「え、ちょっと！」
ランが追いかけようとした時、フウカが部屋に入ってくる。
ラン「いいところに来た、ついてきて！」
ランが無理やりフウカの手を引っ張っていく。
フウカ「ちょ、おい・・・」

オタ「それでわしのところに来たデヨ？」
四人はオタクロスの部屋にいた。
フウカ「ボクは無理やり連れてこられただけだ」
フウカは頬を膨らませる。
バン「教えてほしいんだ、俺たちのＬＢＸに隠された秘密を」
ヒロ「もしかして、センシマンのビッグバンパンチ！みたいな必殺技が使えるようになるんですか？いたっ！」
フウカがヒロの頭をたたく。

続く