57 ページ8
返事をしようと口を開いたとほぼ同時ぐらいに
「って言おうと思ってたけどやっぱなし！」
って亜嵐が叫んだ。
『な、なに。どうしたの』
「やっぱり、さっきのなし！付き合うのはお前が本当に俺のこと好きになってからでいい！少なくても涼太のこと忘れるまではこのままでいい」
だから、さっきのはなしね。って
なにそれ、勝手すぎ
『私、涼太くんのこともう好きじゃないよ』
「嘘言え。さっき俺が起こした時涼太くんって言ってたぞ」
『嘘』
「本当だっつーの。いいじゃん、素直になれば」
素直になんて、なれないよ
あんなに涼太くんのスキを無視し続けてきたのに、私が好きになったからって、本当に付き合おうなんて言えない
「Aと涼太、付き合ってなかったんでしょ？ニセモノの恋人だったんでしょ？」
なんで、知ってるの
涼太くんが言ったの？
まさか。涼太くんが言うはずないし
「聞いちゃったんだよ。涼太が誰かと電話してたから楽屋の前で待ってたら��コイビトごっこ��って言ってて、そしたらAの名前出てくるから。あぁ、あの2人はニセモノの恋人だったのかって」
『いつから！』
「お前と涼太がサヨナラする1ヶ月前くらい」
知ってたんだ。
「��コイビトごっこ��だったのに、好きになっちゃったんでしょ？」
『だから、好きじゃない』
「もういいって。涼太もAが好きだし、付き合えばいいのに」
『無理だよ。私は涼太くんを好きになっちゃいけなかったの』
そう。涼太くんは、絶対に好きになってはいけなかった人。
亜嵐だけを好きな私に、戻るんだから
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1076人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
coco(プロフ) - かなさん» 新作までチェックして頂けてうれしいです（；＿；）これからもよろしくお願いします (2017年12月10日 20時) (
レス) id: d948e0cd4f (このIDを非表示/違反報告)
coco(プロフ) - miyu8969さん» 最後までお付き合いいただきありがとうございました (2017年12月10日 20時) (レス) id: d948e0cd4f (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 完結おめでとうございます！ハッピーエンドになって嬉しいです！新作の方もさっそくお気に入りにさせていただきました☆新作も更新頑張って下さい♪ (2017年12月10日 19時) (レス) id: f919ec8430 (このIDを非表示/違反報告)
miyu8969(プロフ) - この話は本当に良くて何回も読んじゃいます（笑）本当に良かったです(//∇//) (2017年12月10日 12時) (レス) id: 159482c0be (このIDを非表示/違反報告)
mitsurin78(プロフ) - 続ききになりすぎて、ウズウズしてます(Ｔ＿Ｔ) (2017年12月1日 0時) (レス) id: 9abd6c6da8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：coco | 作成日時：2017年11月8日 22時
