俺、メンバーから愛されてます。(JUMP×ym)

#18　ゆーていの一日お嫁さん ページ18

「あ〜ヤバ、やま天使♡」


「あ〜ヤバ、ゆーてい変質者。」


本作二度目の必殺･半オウム返しをかまし、家に。
全く、これだからゆーていは…。


「にしても、」


「ん〜、どうした?」


俺がエプロンを着けながら聞くと、
満面の笑みで聞き返してくるゆーてい。


「何で一日お嫁さんにしたの?」


「やまも疑似経験しといた方が、俺に嫁いだ時困らないかなって♡」


…冷や汗が出た。ヤバい、こいつ誰より変態だ。
もういのちゃんより危険。知ってたけど。


前、俺の飲んだペットボトルを回収してくれたんだ。
でも、見たんだよね、そのペットボトルが入ったゆーていの鞄…。


その時は気にも留めなかったけど…。
うわ、鳥肌たったわ。


「や、やまっ…寒いの?おいで、ぎゅーしてあげる。」


「お前ほんと死 ね。」


冗談だけどね。
そんなツンデレも可愛いよ、と言う変態は置いといて台所へ。









「よし、馬刺し作れた!」


綺麗に盛り付けてテーブルに置くと、ゆーていは目を輝かせた。


「流石やま♡」


「ささ、食べて食べて!」


そう促すと、食べ始めるゆーてい。そして、恍惚の笑みを浮かべ、


「美味い!」


と言った。まあ普通に嬉しいよね、でも…


「馬刺しも良いけどやまが食べたい♡」


ってのは駄目だよね。


ゆーていのお嫁さんになったら、変態チックに愛されるんだろう。
今日と日々の言動からそう思った。

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