俺、メンバーから愛されてます。(JUMP×ym)

#12　光君の一日お嫁さん ページ12

「山田〜よろしく！」


「光君、よろしく！」


出会って早々あたポンしてくる光君。


…まぁ、光君とは平和に過ごせるよね、うん。
(デ○ダラ!?)









「買って来たよ〜！」


「ありがと、光君！」


今日作るのは、キッシュ。
なんかサイトで観て作りたくなったって。


別に、光君はゆっくりしててと言ったものの、
『夫婦共同作業』と言われ、2人でキッチンへ。


「へへ、光君と2人きりなんて久しぶりだね！」


「…お、おぅ。」


ふと我に返り、曖昧な返事をする光君。


どうしたのかな…。


「光君、熱無い？」


「はぁっ!?…あぁ、お前鈍過ぎだろっ！」


「？」


光君の言ってる事はよく分かんないけど、
とりあえず作業スタート！









「＿ｯ!!」


俺が右、光君が左側で具材を切ってる最中、
手が滑って包丁で切ってしまった。


どうした、俺。なんちゅー凡ミス。


呆然と指先から溢れ出る紅い液を眺めてると、
光君が俺の怪我に気づき、慌て始める。


「や、山田っ!?大丈夫か、絆創膏取るから…」


「ううん、こんなの舐めときゃ治るよ！」


冗談交じりでそう言うと、
グイッと何かに引っ張られた。


…光君、俺の傷口舐めてる!?


「舐めときゃ、治るんだろ…？」


…そこに居る彼は、いつも俺がイジってる彼ではなくて…。


「さっきドキッとさせられたから、仕返し。
どう…涼介？」


耳元で囁かれ可笑しくなりそう…。









その後、きちんと絆創膏を巻いてもらった。


光君が旦那さんだったら、
定期的にドキドキさせられそう…。


帰り道、ふとそう思ったんだ…。









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

インフルエンザB型に掛かってしまった…。

家に受験生が居るのに…！

B型って2､3月に流行るらしいですけど、
今年は早いそうですね。

インフル、7年掛かってなかったのに…。

とりあえず、ベッドの上で
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