俺、メンバーから愛されてます。(JUMP×ym)

#20　ノンケ卒業?! ページ20

「…で。」



「ん?」



撮影が終わり、3人に正座解放令を出してると、薮ちゃんがやって来た。

周りを見ると、みんな大テーブルの周りの椅子に座ってて…。

俺ら4人を座ることに。



「涼介、結局のところ誰のお嫁さんになんのか?」



「………へっ?!」




こんな顔で話して、話題それ!?

でも、他の8人は凄い緊張してるんだけど…。



「あのさ、俺………」



みんな俺の言葉を固唾を飲んで聞いてる。

…みんな、本当に俺の事を…。……でも俺は…



「ごめん、やっぱり女の子が好き。」



結局、ノンケは卒業出来ない。

項垂れるメンバーに罪悪感を感じつつ、そう結論付けた。



「まあ、そんな気はしてたけど。」



「やっぱりまだダメか〜!」



……薮ちゃん、雄也。



「いつか絶対振り向かす!」



「じっちゃんの名に懸けて!」



……大ちゃん、いのちゃん。



「山田、罪悪感なんて感じなくていーよ。」



「ゆっくり俺らと向き合ってくれれば。」



……光君、圭人。



「りょーすけ、覚悟しといてね。」



「いつか、やまに好きって言わせるから。」



……知念、ゆーてぃ。



みんな…ごめん、そしてありがとう。



「…いつかノンケ卒業する…と思うから!」



『!!!』



俺の事を心から愛してくれてる彼らの為に…。

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