かわいい2(tk×cn) ページ25
雄也-side
向い合わせで座った知念が、律儀に両手を合わせて、
侑「いただきま〜す。」
餃子を1つ摘まんで、パクっと食べる。
その様子を、じっと見つめる俺。
小さな口いっぱいに頬張って、モグモグ食べる知念は、とってもかわいい。
「…どう?」
侑「んー、野菜がいっぱいだね。」
「うん、キャベツがいっぱい入ってるよ。」
自慢げに言ったのに、
侑「僕、お肉の方が好きだな…。」
あっさり、切り捨てられる。
でも、嫌みに聞こえないのが、さすが知念。
「そ、だよな…。肉の方がいいよな。」
シュンとなった俺を見て、くすっと笑った知念が、
侑「でも、とっても美味しいよ。」
「へ!?」
侑「だってさ、雄也が僕のために作ってくれたん
でしょ。美味しくないわけないじゃん。
ほら、冷めないうちに早く食べよ。」
にこにこ本当に美味しそうに食べる知念。
それだけで、大満足。
それなのに、
侑「雄也、本当に変わったよね。」
最近、よく言われるけどさ。
「どんなところが?」
侑「んー、昔は、ちょっとトゲトゲしてたけど、
今は、何て言うか…、かわいいの。」
「ぶぅーっ、ゲホッ、ゲホッ…。」
飲んでいたお茶をぶちまけた俺。
カッコ悪っ…。
侑「大丈夫!?」
「ごめん、大丈夫! 大丈夫!!」
慌てる俺に、ふわっと笑顔になる知念。
侑「だってさ、エプロンしてお料理したり、ご飯
に誘ってくれたり…、かわいいじゃん。楽しそ
うにしてる雄也を見てると、癒されるし。」
何か、テレるな。
「ありがとな、知念。」
かわいいなんて、あんまり言われ慣れてない。
ましてや、かわいい知念に「かわいい。」って言われて、調子狂うけど。
悪い気分ではないな。
fin
by ゆう
…
あけまして おめでとうございます。
新年、一発目が私って…。
緊張します。
お正月感、全くないお話ですが…。
今年もよろしくお願いします。
159人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あひる☆(プロフ) - 日波 輪廻さん» はい!応援してま〜〜す!! (2017年11月19日 19時) (レス) id: f70349b90e (このIDを非表示/違反報告)
日波 輪廻(プロフ) - あひる☆さん» 宣言通り来て下さったんですね、ありがとうございます!更新頑張りま〜す。 (2017年11月19日 19時) (レス) id: 53c401d74f (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あひる☆です〜。来ましたよ〜〜。楽しみにしております〜〜。わくわく。どんな作品が更新されるのか、どきどきです。 (2017年11月19日 19時) (レス) id: f70349b90e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:上記参照 x他4人 | 作成日時:2017年11月19日 10時