Love Holic(JUMP×JUMP)

かわいい1(tk×cn) ページ18

侑李-side


最近、雄也の雰囲気がかわいいの。


自分からご飯に誘ってくれたり。


遠慮がちに、
『ちねん、バック転のやり方は教えてほしいんだけど…、いいかな…？』って、誘ってみたり。


つっぱってる雰囲気がなくなって、まあるくなったね。


ちょっと心配なのが、最近、サラダとゆで卵しか食べてないってこと。


デビュー当時から１０キロ近く太っちゃったらしく、ダイエット中なんだって。


今でも、十分かっこいいのに。


見た目かっこいいのに、内面はかわいらしいって、愛される人の典型的なパターンだよね…？


今日はね、そんな雄也に誘われて、お家に行くところ。


ピンポーン


インターホンを押すと、すぐにドアが開いて、髪の毛を短くして、爽やかに笑う雄也が迎えてくれる。


雄「ちねん、いらっしゃい。」


僕、この髪型、好きなんだ。


だって、かっこいいんだもん。


「おじゃましま〜す。」


雄也の後を追って、リビングへ。


「ゆーやが誘ってくれるなんて、あんましないか
　らさ、びっくりしたよ。」


ソファーに座りながら伝えると、


雄「あ、迷惑だったら、ごめん。」


ちょっと、弱気なところ、好きだよ。


首を大きく左右に振り、


「んーん、むしろ、嬉しかったよ！
　で、なあに？」


雄「あ、えっとさ…、
　 俺が料理始めたの知ってるでしょ？」


「うん。」


雄「実はさ、ぎょうざ作ってみたんだけど…、
　 食べてくれるかな？」


「へ！？」


確かに、エプロンつけたまんま出てきたときには、雄也何してんだろって思ったけど。


料理してたのか。


黙ったまま、きょとんとしている僕に、なんか焦って話し続ける。


雄「ぎょうざと言えば、知念だからさ。
　 味見してほしいっていうか…、感想ほしいって
　 いうか…。」


「ふふふ、なんだ、そんなこと…？
　僕、ぎょうざの味にはうるさいよ？」


緊張した面持ちの雄也。


と言うことで、雄也の手作りぎょうざをいただくことになりました。



continue…

by ゆう

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