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#15 打ち解けジェラシー ☆ ページ15

それからリーズナブルだけどお洒落な店へ。

私服もお洒落な大ちゃんと圭人は行きつけなのか、
慣れたように2人で服を見てる。

俺もここはよく行くから、
これ持ってるなぁなんて思いながらラックの中を探る。



「みんなさ、こんなお洒落な店行ってんの?」



不意に、隣に来て、知念に話しかけられた。



「知念、ここ初めて?」



「僕服に興味ないからさ。」



…成る程と思った。

確かに知念は、パーカーにスウェットと、
カジュアルの範疇を若干越えているように思えた。



「…勿体無いなぁ。知念折角可愛いのに」



「可愛いのは今に始まったことじゃないでしょー。
僕は服に頼らなくても可愛いんですー」



「もうちょっと服に構えば?」



『!!』



不意に後ろから声が。その主は…




「やま…!」



「その、さ…知念は、可愛いんだから
もうちょい服に構った方がいいんじゃないか」



「ま、まぁ…」



「ホラ、俺が選んでやるよ」



「あ、ありがと…」



知念は、やまのコトまだ少し怖がってるのか、
少し怯えながらやまについていった。



…が、



「パーカーってもさ、こういう薄ピンクのが知念に似合うと思う」



「わ〜ホントだ!!可愛い…」



すっかり打ち解けていた。



知念の服をあーでもないこーでもないと一生懸命探すやまと、
それをニコニコ見つめながら感心しっぱなしな知念。

2人は同い年だけど兄弟みたいで…。
知念にちょっと嫉妬したけどやまの優しい笑顔を見れて俺は満足だった。









「あ〜楽しかった!」




「ね、新作も買えたし〜」



その後、店を出た俺ら。
各々紙袋を提げて楽しそうだった。



俺もちゃっかりやまにコーディネートしてもらった。
しかも、モデルレベルだ!と思えるほどお洒落で…。



やまってセンスいいんだなって改めて思った。

それに、やまに俺の服を選んでもらった事実が嬉しかった。



「りょーすけ、お腹空いたねー」



「ああ、空いたな…」



それに、やまと知念は、すっかり打ち解けていた。

知念なんか名前呼びだし。



羨ましさと微笑ましさで彼らを見てた時だった。



「あ!!」



向かいからよく知ってる人達がやってきていたから。
しかも、手、繋いでるし…。

もしかして、あの2人ってデキてた?




不意に、やまが彼らに気付いたのか、目を丸くする。



「ヒカに、旦那…?」


え、やまって薮先輩のコト旦那って呼んでんの?

…じゃない。

やまって2人と知り合い…?

#16 先輩と俺ら ★→←#14 待ち合わせ ★



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設定タグ:Hey!Say!JUMP , ゆとやま   
作品ジャンル:恋愛
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日波 輪廻(プロフ) - 花奏さん» ありがとうございます(^^)これからもるち様と共にこの作品を良い物にしていこうと思いますので応援よろしくお願いします。 (2020年4月7日 11時) (レス) id: 2ecd55f01a (このIDを非表示/違反報告)
花奏(プロフ) - はじめましてっ!はじめて作者様お二人の作品を拝見致しました!なんというか、すごいドキドキするんですよね! あとはめげない裕翔君!そして優しい山田君!最高ですよね!これからも応援してますっ!! (2020年4月7日 11時) (レス) id: ed1d1a00c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:日波 輪廻 るち x他1人 | 作成日時:2020年3月27日 16時

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