#13 どうしてなの ☆ ページ13
「やま、おかえり」
「…ただいま」
ある日の3限目後、相変わらず日本史の授業をサボってたやま。
俺の声に素っ気ないものの、返事してくれた。
「ね、やま」
「…なんだよ」
「いつもさ、何処で時間潰してんの？保健室？」
「んな訳ねーだろ。屋上だよ」
あ、そっか。伊野尾先生のコト何故か毛嫌いしてたんだっけ。
でも屋上って鍵かかってたよね。
どうやって入ってるのか聞こうとしたが、止めた。
…それよりも聞きたいことがあったから。
「やまはさ、何であんな伊野尾先生が嫌いなの？」
確かに、ちょっといやかなり変わった人だ。
だが、ここに来て間もない俺でも悪い人じゃないのは分かる。
が…
「だってさ、アイツ…」
「おー山田、仲よさそうだな!」
「!!」
やまが何かを言う前に、�睫收萓犬�。
「…べつに」
やまは、照れからなのか顔を真っ赤にさせてる。
可愛いなぁと思いつつ、彼を見てた。
「でもさー山田、お前サボんなよ授業。体育は全部出てる癖にさ」
「…ッ!!わ、悪かったな……!」
「あと〜、中島君以外の奴とも喋ろよ。友達はいいぞ、友達は」
「ハイハイ…」
「じゃ、中島君山田をよろしくね〜」
「ハーイ」
そう言って颯爽と去っていった�睫收萓検�
そして俺は、考えていた。
確かに、あれ以来俺らは仲良くなった。
けど、他の人は未だに…。
だって大ちゃんとか、知念、圭人でさえもだからな。
じゃあ、まず彼らからやまとなかよくさせれば…！
よーし、
「ねぇやま！�睫收萓犬慮世δ未蝓�他の人とも仲良くしようよ！」
「…何で他の奴と馴れ合う必要が…」
「いいから！土曜、大ちゃんと知念と圭人も誘ってショッピング行こ！」
「え……」
「あ、もしかして予定、ある？」
「…ねーよ」
「なら決まり!!10時に改札ね！」
…やまは、いやいやながらも頷いてくれた。
その後、勝手に巻き込んだ3人に怒られたけど、
無事了承を得ました。
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日波 輪廻(プロフ) - 花奏さん» ありがとうございます(^^)これからもるち様と共にこの作品を良い物にしていこうと思いますので応援よろしくお願いします。 (2020年4月7日 11時) (
レス) id: 2ecd55f01a (このIDを非表示/違反報告)
花奏(プロフ) - はじめましてっ！はじめて作者様お二人の作品を拝見致しました！なんというか、すごいドキドキするんですよね！ あとはめげない裕翔君！そして優しい山田君！最高ですよね！これからも応援してますっ！！ (2020年4月7日 11時) (レス) id: ed1d1a00c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日波 輪廻 るち x他1人 | 作成日時：2020年3月27日 16時
