talk 98 ページ49
20:00
予告した時間通りにホテルに到着。
地下一階の駐車場に向かうと
入口で待つ彼女が目に入った。
「ごめん、待たせた？」
『ううん、時間ぴったりだよ』
「乗って」
『前？？』
「この車後ろ狭いから。笑」
『あぁごめん』
戸惑いつつも、助手席に乗り込んだ彼女。
「ソウルは楽しんだ？」
『え？』
「どっか行きたいところあるかなって」
『うーん、どこだろう』
「取り敢えず走らせるね」
『うん、ありがとう』
「緊張しないで、俺も移るから。笑」
『しない方が無理。笑』
「すぐ慣れる」
『慣れない。笑』
車を走らせてからも会話が弾む事は無かったけれど
俺は嫌な気はしなかった。
「音楽変える？」
『えっ、ううん、大丈夫』
「東方神起かけようか？笑」
『入ってるの？笑』
「うん、たまに聞いたりする」
『そうなんだ』
どうにか緊張を解そうと
BGMを東方神起に変えてみる。
(俺は恥ずかしいけど)
「♪♪」
『懐かしいな〜』
「あんまり聞かない？」
『ううん、懐かしいって言うのはその頃の自分を思い出すから』
「あーそっちね」
『うん、まさか本人の横で聞くとは思わなかったけど』
「俺も。笑」
『え？』
「こーやって誰かと聞くのは多分初めて」
『そうなの？』
「色々思い出すから」
『そうだね』
静かに頷いた彼女は
少しだけ笑顔を見せた。
その笑顔の裏に隠された思いを
俺はまだ知らなかった。
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ゆん51164(プロフ) - まゆまゆさん» 頼れるヒョンなのは間違いないですよね！私も女子会したいです。笑 女子力負けそうですけど！泣 (2019年5月19日 22時) (
レス) id: 0ecf5d8ff1 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - ジェジュン！やっぱり頼れるヒョンだわー。１度でいいから女子会してみたいわー(笑) (2019年5月19日 21時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん51164 | 作成日時：2019年4月17日 1時
