検索窓
今日:6 hit、昨日:5 hit、合計:14,838 hit

talk 68 ページ19







人生最大の失態がまさかこんな時に訪れるなんて
やっぱり私は運がないと思う。




あれから結奈と、まさかの彼に支えられて店に戻ることが出来た。



何とも言えない空気の中、グラスを交わす事に。




「えっと、まずはゆちお、じゃないユチョンさんであってますよね。笑」


「あっはい。すいませんいきなり」


「こー見えて私も取り乱しそうなんですけど何とか抑えてます。笑」


「あはは、そんな風に見えないけど」


「とりあえず自己紹介でもします?笑」


「俺は、」


「いや、名前も誕生日も知ってるんで大丈夫。笑」


「そうだね」


「えっと、私は結奈で、こっちはAです。多分聞いてると思うけど私はジュンスペンだから。笑」


「うん、聞いてます。笑」


「あんたもなんか喋りなさいよ」



『えっと・・・・初めまして』


「緊張してる?」


『そりゃ「そりゃもちろんだってユチョ『結奈っ!』



「???」


思わず結奈の口を押さえると
ユチョンは不思議そうに私を見つめた。




「隠したって無駄!言った方が楽だって」



「もしかして俺の「ペンです!!(大声)」



ユチョンの声を搔き消す大きさで
私の秘密をバラした結奈にビールを噴き出しそうになった。




「ほんと?」


「そう。だから腰抜かしちゃって。笑」


「大丈夫?」


『だ、大丈夫ですっ』


「緊張しすぎて喋れないだけなんで気にしないでくださいね。笑」



結奈もちょっとは気にしてよ。
なんて、とてもじゃないけど言えない。



「とりあえず飲んで緊張解そうか」


「そうっすね。俺も緊張してるし」

「緊張するんですか?笑」


「しますよ、あっユチョンさんって呼ばなくていいですよ。敬語もなしで」


「ならゆちおで。笑」


『結奈っ』


「いーじゃん。ここは相手に合わせるの」


「仲良いね」


「ユスなんで。笑」



『ちょ!』



「あはははははっ笑」






結奈の発言にユチョンは声を上げて笑った。

くしゃっと笑うこの顔に何度私は救われただろうか。






極度の緊張からか喋る事もなく
お酒ばかり手が伸びて途中から意識を失い
目が覚めるとそこはベッドの上だった。










『ゆ、、、、夢?』




「なわけないでしょ!!」








現実だった。



talk 69→←talk 67



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
設定タグ:ユチョン , JYJ , Yuchun
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆん51164(プロフ) - まゆまゆさん» 頼れるヒョンなのは間違いないですよね!私も女子会したいです。笑 女子力負けそうですけど!泣 (2019年5月19日 22時) (レス) id: 0ecf5d8ff1 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - ジェジュン!やっぱり頼れるヒョンだわー。1度でいいから女子会してみたいわー(笑) (2019年5月19日 21時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆん51164 | 作成日時:2019年4月17日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。