talk 13 ページ13
「それ暑くないの？笑」
「だって韓国は寒かった。笑」
「あーだからか」
「久しぶりに会って一言目がそれかよ」
「毎日連絡してるじゃん」
「まあ、うん。笑」
「あっ暇つぶしどうなってる？笑」
「いきなりそれかよ。笑」
いつもの様に集まった俺とリョウ。
こいつには久しぶりって概念がない。
まるで、昨日の事のように話す。
悪い気はしないけど。笑
「登録して取り敢えず続けてるって感じ？暇つぶしにもなってない。笑」
「マジで？ちゃんと送ってんの？」
「送っても来ない。笑」
「日本語間違ってんじゃないの？」
「そこまでバカじゃない。笑」
「ちょ、見せて」
「ん」
トークルームを開くなり
リョウは腹を抱えて大笑いした。
「ユチョン、これじゃ無理だわ」
「えっなんで」
「こんな堅い文章送ったって誰も反応しない。笑」
「初対面でも？笑」
「こーいうのは、上も下も関係ないの。笑」
「あー」
「かる〜いノリが大事。分かる？笑」
「もっと早く言え。笑」
「それなりに遊んできた癖に分かんないもんかね」
「こんな遊びしてない」
「そりゃ生身の人間だったらこれでいいけどさ。顔も見えない相手なんだから。あー涙出る。腹いてぇ」
「笑い過ぎ。笑」
「取り敢えず軽いノリで、淡々と。笑」
「・・・・」
「大丈夫だって。笑」
「あーもう、分かった分かったから、そんな目で見るな」
「じゃあ今さ、誰かに送ってみたら？」
「今？」
「うん、俺の常識がここじゃ通用するから」
「何の常識だよ。笑」
「取り敢えず誰か選んで。タイプの子とか」
「別にそこ重視してない」
「面倒臭い奴だな〜早く選べ。笑」
「・・・・」
「枝豆」
「えっこれに送るの？」
「なんかかわいいじゃん」
「どこが」
「枝豆が」
「はー・・・・」
「それに俺枝豆好きだし。笑」
「知らんがな。笑」
そんな会話をしながら
初めて君に送った文章は・・・・・
"こんにちは、空いてたら夜話さない〜？"
漢字変換もバッチリ。
軽さも中々。
ノリもイケてるはず。
「ユチョン」
「ん？」
「これで返事来たら奇跡だと思う。笑」
「は？」
その奇跡が今まさに、起ころうとしている。
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ゆん51164(プロフ) - かずみんさん» 初めまして！ありえない設定ですが、楽しんでいただけると嬉しいです(^^)また見にいらしてください★ (2019年4月13日 2時) (
レス) id: 0ecf5d8ff1 (このIDを非表示/違反報告)
かずみん(プロフ) - はじめまして(*^^*)ストーリーが新しくて、何よりユチョンとのお話嬉しいです。続きがとてもたのしみです。 (2019年4月12日 21時) (レス) id: 82ac5b04e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん51164 | 作成日時：2019年3月8日 11時
