バイセコー ページ35
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ヨウ達がガラルに来るより前
ネズ「はあ……っ! はあ……っ!」タッタッ
タチフサグマ(タワーから降りてきたはいいけんど、どこに逃げたらいいかわからん……!)ノシノシ
ネズ「エール団! いますか!?」
エール団くん「ネズさん! なんがあったと!? いきなり空が真っ暗に……!」
エール団ちゃん「って、お嬢!? 他のチャレンジャーも! 大丈夫!?」
ネズ「意識を失ってるだけです。 この三人を連れてなるべく遠くに逃げてください! 絶対に死なせるなよ!!」
エール団くん「ネズさんは逃げんと? それにタワーに登る前までチャレンジャーもうひとりおりましたよね? ニット帽の……」
ネズ「……心配ご無用です。 とにかくこの子らを頼みましたよ」ダッ
エール団ちゃん「ネズさん!!」
ネズ(委員長が言ってたブラックナイトだの千年後がどうだのはよく分かりませんけど、タワーの頂上から確かに聞こえた衝撃音……)
ネズ(音の発生源はナックルシティで間違いない)
ロトム「うちを呼ぶのは久しぶりロトなぁ」ピコンッ
ネズ「緊急事態なんでね」
ロトム「都合のいい時だけ頼るやなんてひどい男ロト」
ネズ「仕方ねーでしょう。 お前はお転婆すぎて法定速度をまっったく守ってくれねーから気軽に乗れないんですよ!」
ロトム「ふふっ 若さに任せてうちを魔改造しまくったんはどこの誰やったっけロト?」
ネズ「そげなこととっくの昔に忘却の彼方ばい!」ブォォン
ネズ「ロトム! アクセル全開!!」ブォオオオオオン
ロトム「トップギアロトー!!!!」ブォオオオオオン
ヨウ「ちょっと待ってなにこれ?」
ネズ「おれらのジムチャレンジ時代はタクシーが無かったもんで、速さを求める一部若者の間で自転車の改造が流行ってね」
※本作品の独自設定です
ロトム「で、うちが生まれたってわけ」
グラジオ(改造バイク……アリかも……)ソワッ
マリィ「法定速度は守らんとダメよ!」
ネズ「続きはじめますよ」
☆回想の途中ですがニュース共有の時間です→←ようこそガラルへ(今更)
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作者名:かおり | 作成日時:2020年1月16日 4時