マリィ｢弟よ、黙ってちゃいけんよ｣ (ページ31)

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ネズのたのしい家庭菜園ページ31

ネズ｢おはようございます未来のエール団員たちよ。朝のお水ですよ｣ｼｬﾜｼｬﾜ

芽たち｢わーい！団長ありがとうー！｣

芽たち｢団長が撒いてくれるお水はうまいな！｣

キバナ｢よおネズ。家庭菜園の調子どう？｣

ネズ｢見ての通り絶好調ですよ｣

芽たち｢わーい！キバナさんだー！｣

キバナ｢はいはいキバナさんだよ｣

マリィ｢あ、キバナさんおはよう｣ﾀｯﾀｯ

キバナ｢おはようマリィ。オーロンゲは何持ってるんだ？｣

オーロンゲ(ラジカセですぜ)ﾖｲｼｮ

モルペコ(いまどきラジカセとか言わないペコ)

ズルズキン(年寄りくせぇー)

オーロンゲ(なんやとこら)

マリィ｢こらっ！喧嘩せんの！｣

キバナ｢ラジオ体操でもすんのか？｣

マリィ｢ううん、植物には歌をきかせるといいってヤローさんが言ってたから。ミュージックスタート｣ﾎﾟﾁｯ

ネズ｢おれの歌が聞きたいかーーーーー！！！！！｣ｷｨｰｰｰｰｰｰﾝ

芽たち｢｢｢聞きたーーーーーい！！！！｣｣｣

ネズ｢二度と人間に戻れないとわかっていながら！知性を保ったまま植物になった愚かなお前らのために！いくぜスパイクタウン！！！！｣ｷｨｰｰｰｰｰｰﾝ

芽たち｢｢｢きゃーーーー！！！！！｣｣｣

エール団｢ネズさんの早朝ゲリラライブだー！！｣ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

お爺さん｢ラジオ体操やっとる場合やなかー！！｣ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

観光客｢うおおーッ！最前列は貰ったァー！！｣ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

マリィ｢畑を踏まないようにお願いしまーす！最前列はこちらでーす！｣

キバナ｢植物ファーストにご協力ねがいまーす！！｣

ネズ｢お前ら全員畑の肥料にしてやるよーー！！｣

オーディエンス｢｢｢キャアーーーー！！！！｣｣｣

ライブは日が暮れるまで続いた。

芽
た｢ありがとうネズさん！｣
ち

芽
た｢おかげで私たち｣
ち

芽
た｢こんなにおおきくなったよ！｣
ち

ネズ｢それはよかった。十分大きくなりましたし収穫しましょうね。はいキバナ｣つマサカリ

キバナ｢おうよ！｣ｶｰﾝ!ｶｰﾝ!

ﾒｷﾒｷドサッ！

ネズ｢ふふふ、二世代目エール団の誕生です｣

マリィ｢この調子ならスパイクタウンの人口回復もすぐやねアニキ！｣

キバナ(なんかおれさま、マッド政策の片棒を担がされてない……？)ｶｰﾝ!ｶｰﾝ!

キバナ(まいっか。ネズが楽しそうだし)ｶｰﾝ!ｶｰﾝ!

マーイーカ(それでいーんか)