マリィ｢弟よ、黙ってちゃいけんよ｣ (ページ14)

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小ネタ･伸縮性ページ14

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キバナ｢ネズさあ、オレのこと埋めたり縮めたり伸ばしたりしてくるけど……｣

キバナ｢自分自身は伸び縮みしないわけ？｣

ネズ｢質問がクレイジー｣

キバナ｢お前の日々の行いのがクレイジー｣

ネズ｢結論から言いますけど、そんな都合よく伸縮するわけないでしょうが。バカか？｣

キバナ｢おれさまはお前の都合で伸縮させられてますけど？？｣

ネズ｢おれはおかしくない。おかしいのはお前です｣

キバナ｢そうかなあ。うーん｣

ネズ｢おかしいお前についていけるのは世界におれだけでしょうから、せいぜい大切にしやがれ｣

キバナ｢エッ突然のデレ期！？｣ﾄﾞｷｯ

ネズ｢はぁチョロい。単純野郎｣

キバナ｢デレ期一瞬で終わるじゃん｣

ネズ｢そんなチョロいからすぐ催眠術にかかって赤ちゃんになったりするんです。もっと自我を強く保ちなさい｣

キバナ(ネズってテンションの起伏激しいし、自我ゆるゆるなんじゃね？)ﾋﾟｰﾝ

キバナ｢ネズ、オレの指の動きを目で追え｣ｸﾙｸﾙ

キバナ｢あなたはだんだん若くなーる、あなたはだんだん若くなーる｣ｸﾙｸﾙ

ネズ｢ヤンヤンマを捕まえるときのアレじゃないですか……｣ｸﾙｸﾙ

※トンボを捕まえるときは指をｸﾙｸﾙしてトンボの目を回すと捕まえやすくなる。ちなみにガラルにヤンヤンマはいない

幼ネズ｢なんてこった｣

キバナ｢あーーらかーわーいーい♡｣ﾊﾟｼｬｯ

幼ネズ｢肖像権侵害で訴えますよ｣

キバナ｢ケチー｣

幼ネズ｢ケチくない｣

キバナ｢ケチくないことない！ ……はっ！｣

幼ネズ｢キバナのはっ！は碌でもないこと言い出す前兆だから黙りやがってください｣

キバナ｢身体が若返ったってことは、経験がなかったことになったってことだよな？｣

幼ネズ｢ことこと言い過ぎですよシチューでも煮込んでんのか……え？｣

幼ネズ｢どうして脱がしてくるんですか？｣ﾊﾞｻｯ

幼ネズ｢どうして……え？｣

幼ネズ｢今までそういう流れじゃなかったですよね？このエピソードが国語の試験に出たらだれも正解できませんよ？文脈が突拍子も無さすぎて先が読めないか……｣

幼ネズ｢ら゛ぁっ｣ﾋﾞｸｯ

キバナ｢盲腸の手術痕がねえ！｣ｻｽｻｽ

幼ネズ｢さ、さするな。こしょばい｣ﾋﾟｸﾋﾟｸ

キバナ｢このつるつるお腹が、数年後傷を負うのね……悲しきかな……｣ｻｽｻｽ

幼ネズ｢も、盲腸ごときで大袈裟な！あふっ｣ﾋﾞｸｯ